根管治療


初めて、

私の診療所で、

根管治療を受けた患者さんから、

言われる台詞。

今まで、

このような治療を受けたことは・ありません。

で、

私が必ずと言って良いほど、

患者さんにお見せするモノ。

昭和56年・日本歯科大学入学の私の

根管治療の教科書です。

表装も頁もボロボロになり、

行間イッパイに書き込みしています。

他人にはおもしろ・可笑しく、

学生時代の悪さを吹聴します。

イッパイ遊びました。

でも、

今だから申し上げられるのですが、

イッパイ勉強も・しました。

だって私は、

良い歯医者になりたかったですから。

で、

教科書の頁を開いて、

初っぱな・お見せするのです。

根管の解剖学的な形態の複雑さと、

無菌的治療のラバーダム防湿です。

私の根管治療は、

基礎の基礎だと思っています。

治療しながら、

この根管はっ?

勘が働いた際に、

アレコレ仕掛けする。

その繰り返しです。

根管ほど・複雑な形と空間を知りません。

ですから、

ベストは尽くします。

それでも、

まだまだ安心できないのです。