平成最後の診療


昭和62年に歯科医師国家試験に合格し、

歯科医師免許を頂戴しました。

平成3年5月14日に、

日本歯科大学大学院歯学研究科臨床系研究課程を修了し、

歯学博士・甲504号を授与されました。

専攻は【歯科保存学】です。

インプラント治療との出会いも、

この頃です。

ブローネマルク博士やアルブレクソン博士、

インプラント治療の産みの親とも言える歴史的偉人との

出会いに恵まれたのも、

この頃です。

平成の時代が、

私の臨床家としての発展の時代でもありました。

今日の最後の治療は、

感染根管治療です。

症例としては難症例ですが、

歯科保存学で締めくくることに、

運命的なモノを感じています。

歯科保存学で始まった私の歯科医学。

歯周病治療へと移行しながら、

大きくインプラント治療へと進み、

今では、

日本歯科大学で総合診療科の臨床教授として、

幅広いジャンルを委せて頂ける幸運に恵まれました。

令和は新しい時代です。

次なる目標は、

歯科補綴学。

歯科保存学を熟知した歯科医師だからできる

歯科補綴学を修めることが、

新しい時代での私の目標となりました。

夢を追い続けること、

少年の気持ちで、

チャレンジし続けること、

転んでも、

壁にぶち当たっても、

私は必ず起き上がります。

私にとっての【青春坂】は永遠に続くでしょう。