気づきの教育・


私が早寝・早起きしていることを

皆さんがご存じですから、

早朝には、

お電話を頂くことが多いですよ。

昼間は、

大学病院の先生から。

今はテレビ電話がありますから、

遠隔地であっても、

其処にいるような錯覚するくらい、

詳細が判ります。

また、

患者さんとも、

直接にお顔を拝見しながら

お話しできますので、

親密な距離感での

歯科治療ができるようになりました。

テクノロジーの進歩の恩恵ですね。

ほぼ終日、

このように過ごしています。

ルーペをかけて、

序でに、

頸から2本、

眼鏡をぶら下げてる姿に、

大学病院で研修中の学生諸君や新人医師たちが

笑うんです。

私ですか?

モニターを横目に、

仕方ねぇだろぅ?

君らとは、もう歳が違うんだから。

まぁ、見た目は若い、気持ちも、

君らと変わらンがね!

そんな風に返すんです。

みんな笑ってます。

で、

先生、次はいつお越しですか?

私の患者さんの予約表・観て下さい。

ナンで?

先生に診て頂きたい事があるんです。

いいよ!

私は若いヤツらが・可愛くてなりません。

今の若い奴はとは思いません。

若い奴は、

混沌とした・この時代を

精一杯に、

生き方探しの旅に出たばかりですから。

私らが、背中を圧してやったり、

手を差し伸べたり、

灯台の灯火となり誘ってやったり、

同じ目線で、

考える診療をすることに

気づきを与えねばなりません。

そうやって、

医師を養成してゆくんです。

三枝先生、

10年かかって、

やりましょう。

学部長の声が聞こえるのです。

社会から必要とされる歯科治療を。