治療設計の複雑さ


総入れ歯だろうが、

部分入れ歯だろうが、

セラミック修復だろうが、

インプラント治療だろうが、

根本的な基幹は・同じナンですよ。

一口腔単位で・診断し、

一口腔単位で・治療計画を立案すること。

上下の全ての歯を失った患者さんへの

再治療の1過程です。

前医には、

全く【咬合】という概念が無かったノでしょうね。

何事にも【基準】が必要です。

その基準から、

大きく下顎が偏位していることが判ります。

この患者さんは、

上下に総入れ歯を入れておられました。

新たに、

総入れ歯を新調されるのか、

インプラント治療で行くのか、

この段階で決定する必要は・ありません。

先ずは、

頭蓋骨に対する下顎の3次元的位置を決定し、

個々の歯のバランスを考慮しながら、

歯の配列を行うべきでしょう。

総入れ歯か・インプラント治療かの選択は、

その段階で、

行うべきでしょう。