戦う集団


日本歯科大学・総合診療科の臨床教授を拝命されました際に、

黒川副院長が・さりげなく駆けよって来られ、

耳元で囁かれた台詞の重みを

今になって実感するように・なりました。

三枝っ、遠方の処、ピストン勤務、ありがとう。

で、

くれぐれも【継続】が・なっ!

1年間は、

ジックリと、

様子を眺めていました。

忙しい質の私にしては、

これは珍しい行動パターンでした。

で、

今年の1月に、

歯科放射線学講座の小椋教授。

総合診療科の臨床教授である私。

総合診療科の菅原准教授。

全身管理科の大橋准教授。

歯科補綴学第1講座の水橋准教授。

歯科技工科の関口技工士長。

総勢6名の少数部隊を組織したのです。

小椋教授曰く、

戦う集団にしましょう。

無論、

戦う相手は、他人では・ありませんよ。

歯科疾患の原因と戦う集団という事です。

会の名称と会長職は、

全身管理科の大橋准教授に依頼したのです。

【新進歯学研究会】と名付けられた・この会の鉄の【心得の状】は、

共同戦線をはるという手法で、

患者さんへの治療も、

各専門分野の先生とのチーム・アプローチを採り入れること。

そして、

各自が、年間4本の英字論文を発表すること。

で、

毎月、毎月の定例会は時間厳守で進行されます。

毎月、毎月、

論文が完成されてゆく様相は圧巻です。

昨日、

製本された論文の第1号が送られてきました。

今後、

次々と、

新進歯学研究会の研究報告が

世界を又に広まるでしょう。

本学は、

今年の歯科医師国家試験の合格率も良い結果でした。

来年は更に向上するでしょう。

他校のような国家試験の予備校のような教育は行っていません。

あくまでも、

良い歯科医師を創る教育を実地していると、

各教官には頭の下がる思いです。

ですから、

私らも、

シッカリと母校のために努めることが、

強いては、

患者さんのためになると、

そう思うから、

戦っているンです。