私が信用するものは


マイクロスコープを使う精密治療から、

内視鏡を使った歯科治療に・移行する時代は、

もう直ぐ到来すること・必須です。

私も準備に入ろうと思います。

時代を先取りする姿勢は、

専門職の性です。

ですが、

機械は・あくまでも機械にしか過ぎません。

私の診療所にお越しになられる

比較的新しい患者さん。

マイクロスコープを使って根管治療したんです。

でも、

痛みが続くンです。

でも、

治療した先生は直ぐにジルコニアクラウンを入れるって。

心配ナンです。

コレは、

まだまだ良い方ですよ。

マイクロスコープ、ファイバーポスト、ジルコニアクラウンは、

どうやら・歯科治療の3種に神器になった模様。

マイクロスコープで拡大視野を得ることと、

正確な手先の動きとは・全くの別ものでしょう。

ファイバーポストこそ、

歯科医師の性格と正確さに影響を受ける治療は・ありません。

ジルコニアクラウンですか?

私は使いたく・ありません。

硬すぎますし、

私の欲しい精度の適合性も、

私の欲しい正確な歯の形態は造れません。

最新とは、

長年の実績が無い・という意味もあるんですよ。

材料や機械に・振り回されては、

職人の意味が・ありませんね。

あくまでも、

私らが・使い熟すことが・肝要です。

私が準備に入った・内視鏡。

患者さんに実際に使うのは、

5年は先になるでしょう。

それまでは、

自分で納得できるまで、

導入機器を探し、

自分で納得できるまで、

模型でトレーニングするんです。

私が信用しているのは、

自分の眼と、使い勝手、

そして、

勘。

それに尽きます。