素敵なプレゼント


ビンテージ・カー、

所謂クラック・カーのメンテナンスは、

よほどの暇人・阿呆しか・できないと、

私を知る人は、

蔑む眼差しで、

コレには慣れっこに・なってしまいました。

忙しい・忙しいと言う割に、

よく・そんな時間あるわね!

反面、正しい全うなるご意見を、

黙って・聞こえない振りするのも・

ベテランになりました。

歯科医師という仕事を、

好き好んで楽しんでいる人種ですから、

根がエンジニアなんです。

仕事上での考え事をするのは、

24時間・戦いますか!

の、私ですから、

ズッと・です。

と言って、

脳裏の電灯に光が点灯する瞬間って、

そんな滅多ヤタラにあるモンじゃありません。

そんな時に、

クラック・カーの部品と格闘するんです。

その際には、

勝手なもんで、

頭の中に、

歯の事など・消えてしまっています。

処が、

ビスがポトンと、

落ちた瞬間に、

ぶち当たっていた壁に、

隙間のような孔が空いて、

スーと、

細い光が入って来るんです。

こういうタイミングって、

不思議です。

で、

素敵な・神さまからの贈りものだと・思うんです。