もう直に、ダイレクトボンディングの患者さんがおみえになる処です。
形の作り方、色の重ね方、ヤット今、頭の中で整理し、
ヨシ!と意気込んでいる処です。
ふと、机から正面に眼を向けると。
癒されます。
先週の土曜日に初手術を行った来年から発売される予定のインプラントの
手術行程を各ステップ毎に、写真撮影しながらの手術が、今終わった処です。
1時間程度の手術ですから、大きな侵襲はなく、患者さんも安堵しておられました。
これからこのインプラントを始められる先生方に、良く解るようにと、
手術よりも、撮影の方に苦労しました。
もう初心者向けの講習会から遠のいて久しく、どちらかと言えば自分の仕事で精一杯でしたので。
新鮮な気持ちで、楽しい?手術の時間を過ごせました。
私は、自分の講習会に来られた先生方の中からは、
絶対に阿呆な真似をする輩を作りたくありません。
京都祗園の花街における教育で、【教えて貰う準備】という言葉を良く耳にします。
私らも、肝に命じておきたい佳い言葉です。
私は、1日に大勢の患者さんを診察出きるキャパシティを持ち合わせていません。
診療というのは、役者に例えるならば舞台に立って演じている本番みたいなモノです。
当然、前もってのリハーサルの繰り返しがあるということはお判りだと思います。
診療に前もって、私もリハーサルに似た準備なり下世話に追われています。
この写真は、今日の夕刻からのダイレクトボンディング修復の、下仕事です。
上の前歯の正中が大きく開いている患者さんです。
歯を削らずにキレイに修復する積もりです。
歯の模型の緑色の部分は、こういう風な形にしよう!と、
蝋(ワックス)にて、元の歯の部分に盛り上げていったモノです。