日別アーカイブ: 2015年10月15日

情熱の歯医者

近頃は、私を訪ねて下さる新しい患者さんが多いのに驚いています。

私は他の歯科医との腕くらべには、まったく興味も関心もありません。

また、私は名医でもありません。

未だに修行中の未熟者であります。

私は歯医者に成りたくて、この道に入りました。

歯で困っている患者さんのために、私らの仕事はあります。

患者さんは、私の技術なり実績で勇気を出して訪ねて下さるのだと思います。

【医師で在り続けることは、医師になるより難しい】と。

何かの映画の中での台詞だったと記憶しています。

私は、患者さんを前にし、自分の職責を果たしたいと思うと共に、

行き着く処、情熱の歯医者で在りたいと、今でもズット思っています。

義歯快適患者再来

若い時分に、今では鬼籍に入られた当時の著名な歯科医の先生方の診療所へと、

随分と足を運んだモノです。

日本の近代歯科医学の礎を築かれた巨星たちは、皆が強烈な個性をお持ちでした。

その中の内で、東京の京橋にて診療所を構えて居られた某先生の部屋に掛けられた額のなかに、

【義歯快適患者再来】と。

入れ歯の大家であった先生は、当時でも既に老域に入られて居られる頃でしたが、

緊張する私を外へ連れ出して茶店の木戸を開き、

汁粉を8杯喰えば、教えてやろうと。

何故に8杯なのか?と想いながらも、私は甘党であるので苦にならず、

サッサと平らげる私に、

ー 若いってことは良いもんだ! ー

と、それから随分と可愛がって貰ったのが懐かしい思い出となりました。

良い仕事をすると、患者さんが患者さんを呼んでくれるので、患者さんに困ることは無いという趣旨の言葉であるそうな。

この言葉をしみじみと実感するのです。

但し、この様な場合の大半が、他では満足出来なかった患者さんであることにも気づきました。

今日も又、新しい患者さんがお越しになられます。

大掛かりな難しい症例であることが、お電話口からの状況にも容易に創造出来るのです。

この土日にはソウルへと。

で、翌月曜にも新しい患者さんがお越しになられるとのこと。

歯科医が増えすぎて何処も患者さんが減って困っているとの風評ですが、

この先生の言葉の正しさを認識する今日この頃です。

患者さんからの問合せに関して

今朝も、そうなんですが、朝にメールを確認して、

患者さんからの問合せがあった時は、食事しながらでも直ぐに返信するように心がけています。

心のなかでモヤモヤを抱えている姿を思い浮かべるからです。

忙しい❗忙しい❗と言っている人ほど、結果を出せない人と私は思っていますので、

忙しい❗は、出来ない言い訳に過ぎないと思っています。

但し、私の大いなる欠点をお知らせします。

私はパソコンの類いが苦手なのです。

ですから、ブログも予め設定して貰ったページをクリックして開き、

中指1本で、キーボードを打っています。

でも、凄いスピードなんですよ❗

で、お問い合わせのメールも、返信の項目をクリックして、

そこでキーボードを叩いています。

が、時々送信したにも関わらず、エラーで帰って来るときがあり、

こういう時に私は、仰け反っての動転します。

遂には、面倒になり、直接にお電話させて頂く方が早い❗

何かをし残すのが嫌いな質です。

迅速に対処するは、医療の鉄則ですから。

その辺をご理解下さい。