日別アーカイブ: 2015年11月18日

一服

朝の10時から始めて、今は丁度1時です。

仮の歯2本の調整を行っていました。

歯科医ならビックリするでしょう。

時間がかかり過ぎ!ではと。

私にとっては、当たり前なんですが。

この処が、セラミック修復の勘所だと思っています。

スタッフの宮田君をランチにでもと思っていましたが、

残念ながら、次の患者さんは1時半からのアポイントメントの様です。

インプラントの歯型採りの患者さんが、二人ほど続いて。

今日は6時をまわる事でしょう。

私の診療を見学される先生方は、皆が驚かれます。

お一人の治療の時間の中で、すること満載で、結構と忙しいんです。

今日は、末の娘の誕生日です。

帰りにケーキを買ってと、そんな事を想いながらキーボードを叩いています。

歯周外科手術

上の真ん中の2本の前歯には仮歯を入れています。
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仮歯と言っても、取ってつけたようなモノは、私の美意識に反しますし、

仮の歯での微妙な加減から、将来に生じるであろうトラブルを予想し、

形なりを修正して、最終の完成形態に反映させるのです。

仮の歯は、私の治療にとっては大変に重要な意味合いを持っています。

歯茎に僅かに炎症が診られます。

少しどす黒いでしょう?

このまま最終歯にすると、将来に必ず歯茎は黒くなります。

この炎症の原因は、歯の削り方が正しく行われていないからです。

前に治療した先生の手によってセラミックのクラウンが入っていました。

そのクラウンを外して、仮の歯を入れて、歯並び全体を治すために歯列矯正治療を行いました。

矯正治療は、兵庫県ご開業の畑 豊先生にお願いしました。

そのあと、再度、仮の歯を作り治したのが、この写真です。

被せる際に、歯茎の嫌がるラインまで削りこんだら、このような歯茎になります。

必ず歯茎は黒ずんで、被せモノの境目が露出します。

患者さん的には、なんやら臭い感じを味わう?のも、そのためです。

で、歯周外科手術にて、辻褄をあわせます。
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歯茎が治ってから、丁寧に削り治して、本歯に移行します。

このような手順にてクラウン治療を進めます。

因みにこの患者さんは、スタッフの宮田君です。