日別アーカイブ: 2016年1月16日

よく判らない?

若い時分のヤンチャ振りは、

50を過ぎても言い継がれるほど凄まじかった私です。

大学3年の後期になって、

今までの自分を大いに反省するまで

遊んでばかりでしたね。

でも、それ以降も遊びは止まりませんでしたが。

但し、遊び方が、今の人とはスケールも質も違ったと思います。

良い時代に、恵まれた環境だったんでしょう。

今でも盛り場近くで見かける同伴とかアフターって云うんですか?

私は、あぁ云うのは好きではありませんので、

今を以て経験ありません。

ギャンブルも私は嫌いです。

ですから、パチンコ、麻雀も1度キリです。

ゴルフも嫌です。

私なりの評価基準での、品格の有無ってモンが在ります。

とても偏った見方ですが、

其れが私の判断基準です。

治療方法の選択の際も同じです。

私なりの判断の物差しが在ります。

私の診療所をご覧になられた方のご意見も様々でしょう。

私の1日の大半を過ごす空間ですし、

私の大切な患者さんを迎える処です。

私の判断基準が私の診療所の有り様だと思っています。

俗に云うボンボン育ちだからかもしれません。

が、それは私自身で、どうこう出来たモンではありませんから。

私のコンプレックスかもしれませんが、

私は国立大出身の歯科医で優秀な人を殆んど知りません。

全くとは言いません。

非常に優秀な方も存じ上げ、

そう言う先生は尊敬しています。

が、その様な方はごく稀で、

どうして偏差値と反比例するのだろう?と、

訳が判らない歯科医の実情です。

勉強は大切です。

特に私らの仕事は、生涯研修です。

お医者さん選びって、訳が判らないですよね!

 

日々多忙で充実

研究の方も順調です。

虫歯で神経を採る必要がなくなる日も、

そう遠くはないでしょう。

患者さんの合間での細切れ文献読み込みにも慣れました。

量だけは凄いと、自分でも思いますね。

私は臨床家ですから、

ドチラカと言えば、基礎医学の分野にはコンプレックスがありました。

日本歯科大学の生物学の岡先生の会話に付いていけるようにと、

ここの処、細菌学や生化学の文献ばかり、

手当たり次第にという処です。

臨床系の私と、基礎医学の岡先生の間には、

専門の違いから生じる物差しの尺度と違いがどうしてもあります。

岡先生から学ぶ処、大いに在り、

とても感謝しています。

互いが苦しい時期ですが、

此れが私らの本来の仕事ですから。

来春のサンフランシスコでの学界発表にて

日本発の新知見を披露するための根拠造りを

ひとつひとつ詰めています。