日別アーカイブ: 2016年10月28日

ほら!観たこっちゃないでしょう?

今週号の【週間 現代】にしても、

最近の週刊誌の【歯科叩き】が始まった模様です。

こういうマスコミの紙上にて、

同業を叩くのも如何なモノか?と、

私なら辞退させて頂きますが、

内容の真意は兎も角、

だから言わんこっちゃないでしょう?

社会全般が歯科に不信感を抱いてるんです。

私は医科も、同じだと思っていますが。

歯科は脇が甘いですから。

誠実に患者さんに向かい合っていれば、

患者さんが減少することはないんです。

患者さん視点からも、

明らかに手抜きと判断できる阿呆な施術するから、

それは自己責任でしかありません。

【先生】と呼ばれる仕事です。

【ありがとうございました】と言われる仕事です。

其処の処をシッカリと自覚し、

毎日、毎日の診療を、

ナイチンゲールの心で、

謙虚な心で過ごせば、

歯科の王道を、

患者さんも理解して下さるのに。

良い先生も、

本当はいっぱい居られるんですよ。

歯科治療の基本

昨日の仕事の一部を紹介しましょう。

この写真を見て下さい。

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銀の詰め物で虫歯の治療がされています。

よく見て下さい。

削った歯質と銀の詰め物の間に、

大きな隙間がご覧になれると思います。

歯医者って細かい仕事をしてるってのは、

大きな勘違いです。

こんな大きな隙間が、手当てできないんでスから。

ここからいっぱい虫歯の菌が、

歯の中に侵入して、

歯の中でドンドンと虫歯が拡がるんです。

銀の詰め物が悪いのではないんです。

この治療した歯科医の腕が悪いんです。

何も歯科治療が悪いのではありません。

で、

ダイレクトボンディング修復しました。

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見た目が歯の色に変わったことよりも、

隙間の全くない完全適合した修復に関心を向けて下さい。

噛み合う部分の形も、

歯の外形も随分と変わったでしょう?

歯磨き易い外形、

噛み易い外形、

削った部分と完全に密着させる修復。

これが歯の治療の基本です。