日別アーカイブ: 2017年3月31日

洗車するたびに、

翌日、雨が降ります。

院長室の窓から雨が観えます。

桜の開花に影響するのでは?

と、心配しています。

新潟市の桜はどうでしょう?

私が赴く時に、

姿を観せてくれるでしょうか?

花が在ろうとなかろうと、

信濃川沿いの堤を歩くのは

云うまでもありません。

歩きながら、

つい此の前までの住まいの佇まいを視界に、

淋しい想いになるのでしょうね。

新潟はいつまでも私の故郷ですが。

運と勘

明日から4月。

患者さんの合間に、

観音さまを暖かい濡れタオルで綺麗に拭いて、

お供えものをして、

お香を焚いて、

今月無事に過ごせましたことを

お礼していました。

目に見えない力を信じています。

科学とは後付けの学問でしかありません。

運と勘が、

生きる上では大切だと。

私は信じています。

叔父の思い出

最近、藤原正彦氏の著作に嵌まっています。

床に入って後も、

ついつい面白いので、

頁を捲っています。

文章にも好みと云うモノが在ると、

つくづく感じます。

藤沢周平氏の著作は今の私には早すぎるのだと、

とうとう断念したのです。

この藤沢周平氏の作品を、

私の叔父が常に側に置いていたことから、

ズット興味を抱いていました。

ですから、時に触れては頁を開くことたびたび。

しかし、

先にはどうしても進みません。

恐らく、私の修行が足らぬのだろうと思っています。

叔父は人生の辛酸を嘗めた人でした。

義理人情の厚い人でした。

正直、叔父ほどの苦労することを私は恐れています。

藤沢周平氏の作品が判らない人生の方が

幸せなのかもしれません。

藤原正彦氏の御母堂である藤原てい氏の遺された香炉を

叔父は形見として残してくれました。

小さな香炉です。著作の叔父の顔を重ねて、

遅くまで頁を捲っています。