日別アーカイブ: 2017年7月19日

ノンフラップ抜歯即時埋入.即時負荷インプラント

前歯の抜歯と同時にインプラントを埋入しました。

ノンフラップ手術ですから、

メスを使っての切開はしていません。

ですから、

縫合もしていません。

インプラントには仮の歯を直ぐに連結しています。

骨とインプラントの結合が安定したら、

仮の歯と歯茎の調和がマッチングするように、

仮の歯の形態を調整しようと思っています。

これが術前です。

患者さんの上の右側の前歯のインプラント治療です。

抜歯した処に孔が見えますね?

コレが抜いた歯です。

黒ずんで朽ち果てています。

早晩、ポッキリと折れるでしょう。

インプラントを埋入しました。

で、

仮の歯を入れて、

オシマイです。

治ったあとは、

インプラント修復は周囲の歯と区別がつかないでしょう。

で、

何でこうなるの?

これは私の仕事ではありませんが、

何事もスレば良いと云うモンじゃありませんね。

奥歯のダイレクトボンディング修復

お一人、

奥歯のダイレクトボンディング修復が終わりました。

大きな虫歯の穴でしょう❗

前の歯には

何処かの歯医者さんがセラミックの詰め物を、

一番奥の大臼歯にも、

恐らく同じ歯医者さんでしょう。

セラミッククラウンが見えますね。

その隣の第1大臼歯は私の仕事です。

ダイレクトボンディング修復です。

で、

今日は、その隣と云うことになったのです。

ラバーダム防止環境下で、

歯の形を造る前にも、

料理で云う処の【下ごしらえ】ってものが大切なのですよ。

これをいい加減にすると、

もうイケませんやね!

完成です。

ダイレクトボンディング修復のほうが、

瑞々しく、

活きた感じになりませんか?

私はダイレクトボンディング修復が好きです。

変化球

今日は、

ダイレクトボンディング修復と、

私にしては珍しく、

ノンフラップでの抜歯即時埋入かつ即時負荷での

インプラント手術です。

なぜって?

この症例においては、

その治療方法がベストだからです。

インプラントの手術の全てを

ノンフラップや即時負荷、抜歯即時埋入などで行う

歯科医師の頭の中身は理解できませんが、

これらの方法まで完全否定する考えもありません。

私は患者さんのために

一番良いと思う治療方法を選択するために、

自分の持ちカードをより多くと考えています。

ストレート一本のピッチャーは格好良いですが、

カーブもフォークも、

変化球織り混ぜての投球を

私は好んでいます。

私の治療に対する考え方のひとつです。

美人つくりの秘訣 その2

昨日のブログの反響が大きかったのには

驚いてしまいました。

歯科医師からの問い合わせが多かったからです。

私の治療用の仮の総入れ歯は、

基は桜井唯次先生の考え方を引き継いでいます。

ただ、

それから20年も経過しましたので、

私なりの考え方を要所に仕掛けています。

今では、

噛み合う歯がインプラントである場合も多いですから、

その辺りにも工夫は必要です。

毎日の仕事のなかに、

考えるヒントが沢山あることに、

若い歯科医師には気づいて頂きたいと思います。

同じ女性です。

治療には随分と時間を要しました。

が、

逆にお若くなられたでしょう?

美人つくりの秘訣は、

心から、

患者さんの立場に立つ事から始めましょうね。