日別アーカイブ: 2017年9月7日

問い合わせへの対応

ホームページの

【お問い合わせ】フォームからのメールには、

必ずご返事を差し上げることにしています。

が、

なかには返信しても、

エラーで帰ってくるものが在ります。

専門家に診て頂くと、

送ってこれれた方のメールアドレスのスペルミス、

あるいは、

意図的なものも、

と。

何れにしても、

私から返信しないということはありません。

その辺りは、

どうぞご留意ください。

歯の寿命

私がしきりに、

虫歯は、

初期の治療方法が重要で、

この如何により、

そのあとの歯の寿命を変える!

と声高々に言い続けているからでしょう。

急患でお越しになられた方の写真です。

詰めものが外れ、

大きな穴が開いています。

詰めものの下には、

虫歯が拡がっています。

で、

先ずは大まかに虫歯を除去し、

ラバーダム防湿です。

細菌ビッシリの唾液から患部を隔離し、

丁寧に丁寧に、

虫歯を取り除き、

ダイレクトボンディング修復。

急患でしたので、

まだ細かな形態修正はできていません。

次回、

ゆっくりと仕上げる予定です。

必要なもの

日曜日、

教会の帰りに立ち寄った書店にて、

コレを見つけました。

手に取って、

買い物籠の中に入れました。

昨日、

1枚目を捲りました。

【今日という日は自分にとって一番若い日】

今朝、

出勤してデスクに腰掛けて、

直ぐさま、

2枚目を捲りました。

【面倒なこと、嫌なことが、人間の幸せの素】

仏教家である木津無庵氏の言葉に、

仏教は覚悟の宗教であると云う。

また、

哲学者である西田幾太郎氏の言葉に、

世の中には、往々、何故に宗教が必要であるか、

などと尋ねる人があるが、

かくの如き問いは、

何故に生きる必要があるのか、

と問うのと同一である。

真摯に考え、

真摯に生きんと欲する者は

必ず

熱烈なる宗教的要求を

感せずにはいられないのである。

歯科医学と云う自然科学の

ど真ん中に身を置いて、

既に35年になります。

科学に生きる私は、

身体の不思議さに、

目に見えない力の存在を感じます。

それが神か仏の為せる技なのかは判りません。

ただ無意味なる自己流の解釈は

危険だと察しています。

答えなど出ない問いであることは判っています。

ただ、

今の私に必要なものが

何であるかは判っています。

 

男同士の友情

明日の夕刻から上京するので、

資料の整理をしていました。

そんな夜、

大学時代の同級生からメールにて、

今、電話して良い?

コレが良く耳にする今風のエチケットなのか、

と、

親友であるのに、

なんだか水くさいような気持ちになり、

直ぐさま、

私から電話を入れたのです。

相変わらず私は電話野郎のままです。

彼は浅見知市朗博士です。

親友であるのに、

博士と表現するのは、

彼の学者としての姿勢、業績を尊敬しているからです。

彼は間違いなく、

私にとっての一番の親友です。

18の歳から今も変わらず親交が続く訳は、

互いの性格が真逆のようで、

でも、

肝心な価値観は一致しているからだと思います。

昔から、

彼の言葉だけは素直に聞けるのです。

意に反する言葉も耳にします。

そんな時、

彼の言葉なら私は素直に、

その意見を採り入れるのです。

彼は群馬県の医療系大学にて、

解剖学の教授を務めています。

毎日を若い人との関わりを持ち、

医療人へと育てる仕事に情熱を傾ける彼は

臨床家から離れてから、

すっかり気持ちに若さを取り戻したように思います。

彼は教育者、学者として、

のびのびと今も青春坂を駆け登っています。

そんな彼に、

精一杯に大声でエールを送っています。

彼は彼で、

歯に生きることが全てである私に

肝心な時に、

肝心な要所を、

日本刀のような鋭さで、

バサッと、

一太刀浴びせてくれるのです。

皮1枚、

否、

額からスーと血が流れるほどの

手加減にて。

ここに彼の真意と心意に

感謝しています。

これは男同士の硬い友情が

確固たる故の所作でも在ります。

良い友を持ち、

人生の幸運な人だと、

彼の声を聞く度に、

感謝しています。