日別アーカイブ: 2018年7月20日

ストップ!ザ・無切開インプラント

痛いのはヤダ!

私も一人の患者としての立場であれば、

痛いのは嫌ですよ。

手術と聞けば、

そりゃ恐いですからね。

でもね、

手術中は麻酔が効いてますから、

痛い筈は無いんです。

麻酔注射の痛い先生は、

下手だと思って良いでしょうが。

最近話題となった

群馬大学医学部付属病院の内視鏡手術ミス連発事件。

同じ医師だったことで、

良く判るように、

要は、

その医師の技術的な問題だったのです。

何でもかんでも内視鏡手術。

そんな筈は無いのです。

万能な治療手技ってありません。

無切開インプラントも全く同じ。

患者さんの耳障りの良い

甘い囁きでしか無いでしょう。

適応症例って言葉をご存知ですか?

症状に応じて、

治療方法を選択する事です。

オールマイティな治療方法などありません。

まして、

痛くないから、

腫れないから、

それが大きな利点で全てを無切開インプラントするなら、

それは阿呆でしょう。

無切開インプラントを推奨する医師に問いたいですね。

患者さんのお許しを頂いて、

粘膜を開いて、

本当にキチンと出来ているのかチェックしませんか?

イエテボリ大学のリンデ教授の言葉を知らないのでしょうか?

私は自分の目で直接見た骨しか信じない。

私は自分の手で直接触れた骨しか信じない。

インプラント手術は切開すべきである。

私はこの大家の声を信じます。

 

1年先の予約は

イッパイ歯医者さんの治療を受けておられるんですが、

シッカリと噛めないと言う患者さん。

歯で困っておられない方には、

へぇ~?

てな処でしょうが。

歯にお金をかけることなど

モッタイナイ!

それでも、

それ以上に困った方々が、

私の診療所へ来られます。

高松市という狭い地域の医療という視野での

治療は行っておりません。

どんなに難しい症例であっても、

歯の声を丁寧に、

聴き取りすれば、

縺れた糸を解すように、

難問は解消するのです。

ますます多忙な50代を過ごしています。

どうせするならキチンとしたい。

本当に歯が悩み。

そういう患者さんだけ。

どうぞお越し下さい。

この日曜日も、

朝のミサのあと、

難しいダイレクトボンディング修復の患者さんの治療です。

高松市と新潟市を行ったり来たりの私です。

休日でも、

空いた時間帯に、

治療に当てています。

丁寧な手当てには、

十分なゆとりを持った治療時間が必要ですから。

何回も予約の変更を

直前になってなさる方って、

決まった方です。

今の私には、

まぁいいかと、

知らぬ顔をして黙認していますが、

次にご予約の電話を頂いても、

次の予約は1年先と考えています。

そのくらい、

歯で本当に困っておられる患者さんって

多いのですよ。