日別アーカイブ: 2019年3月15日

恐そうに観えるンですって!

何十年と、

メスを手に、

日々を過ごしてきたモンですから、

度胸は座ってる質になったンでしょうね。

修羅場を生き抜いて来られた経営者の患者さんや、

プロのスポーツ選手、

芸能界の第一線で活躍して来られた歌手や役者さん。

やはり腹が座っておられます。

そのような方たちの、

もう一つの共通点。

健康意識の高さです。

それも、

医者任せの無責任ではありません。

素直に意見を採り入れて下さり、

努力して、

実行を継続してくださいます。

判らない処は、

即座に質問され、

キチンと消化し、

実行される。

だからこそ、

仕事もできるのでしょう。

普段からの不摂生は自己欲望のままに。

痛いのを消すのが医者の仕事だと、

当然の態度で臨む方も、

私の長い医者人生には、

少なからず居られました。

そういう方は、

治療になりませんし、

また、

御本業の方も左舞いってな結末になられたと。

結構と多かったですね。

長いお付き合いの患者さんからは、

人情派の先生だからと言われます。

それでも、

一見、

恐そうにも観えるのは、

私は私で、

修羅場を通して、

技術を身につけたからですよ。

な~にもせんで、

今在る訳ないじゃないですか?

インプラント治療のドキュメント

歯根破折が、

歯周病を抜いて、

抜歯の原因の第1位になったとの

統計データを見ました。

理由は歴然です。

根管治療の際の、

ニッケル・チタン・ファイルの普及も

その大きな原因だと思います。

機械化された根管治療は、

スピーディーで効率的ですが、

根管壁を、

どうしても削り過ぎる傾向にあります。

薄い根管壁は割れやすい!

手先が器用で、

しかも、

根管の解剖学形態を熟知する歯科医師が使えば、

良い道具ナンですよ。

でも、

これだけマイクロスコープでの治療が

優れていることに気がついた歯科医師が多いのに、

なぜニッケル・チタン・ファイルナンでしょう?

自分の手で、

丁寧に根気よく、

その方が成績は良いンですが。

あと、

ジルコニア・クラウンの普及でしょうか?

太く拡大した根管に、

ファイバ-・ポストで、

ジルコニア・クラウンでしょ?

そりゃ歯根破折は増えるでしょ!

てな訳で、

歯根破折の患者さんが大勢にお越しになります。

助けて差し上げられる症例は、

もちろん、

保存治療に精を出して頑張っています。

でもね、

速く気づいてくださった方は、

間に合うンですが。

歯医者は恐い!

歯医者は高い!

ってな訳で、

受診が後手に回った方は、

残念ながら抜歯です。

今日も、

歯根破折の抜歯。

で、

私にすれば珍しい・抜歯即時インプラント埋入手術です。

歯根破折の部分の骨は溶けてるんですよ。

骨補填材にて、

骨が再生する手当てが、

余計に必要になります。

インプラントの手術よりも、

その後に必要になるクラウン修復のイメージをシッカリと決めて、

それがインプラント治療の肝心処ナンですよ。