日別アーカイブ: 2019年5月30日

時代ですかね?

今日、

歯医者さんの治療をしている時の・出来事です。

チョッと一休みの際に、

その歯科医師がボソッと、

囁きつつ、

先生は・こんな時に・どうなさってる?

と、

問われたのです。

最近、患者さんがインターネット情報から

調べに調べて、

ご自身で診断し、

ご自身で治療方法を決めて、

ソレを当たり前のように・指示して来られるとか。

フムフム。

ソレは私も経験することです。

インターネット情報で調べに調べてと、

私は先に・記載しました。

調べることと、

勉強することは違うんだよと、

私は言いたいのです。

患者さんが知識を高めてくださると、

治療する側の私らは・大いに助かります。

ですから、

そのような場合には、

治療成績はグ~ン!と、

良くなります。

でも、

ソレと、

ごめんなさい。

素人の方と、

プロの間には、

大きな【差異】があるんです。

私は、

私自身の行った検査の結果、

自分自身の5感からの情報しか、

信用していません。

ですから、

患者さんのリクエストは尊重したいと思います。

しかし、

私は患者さんの【手】ではありません。

患者さんに指図されて、

ハイハイ素直にメスなど、

持てる筈ないじゃないですか。

セミプロと社会人リーグ、

ソレとセ・パ両リーグの選手の差以上に、

医療情報を知っていることと、

ソレが本当に、

御自身の状況と一致しているのか、

その判断基準は、

プロだからこそ・できるンですよ。

また、

私は・それほど暇ではありませんから、

その手の面倒さは・ごめんなさい。

私は・そういった類の患者さんの治療は、

お受けしていません。

そんなことを、

その歯科医師に申し上げました。

すると、

その患者さんが歯科医師に言ったンだそうです。

医者は患者を断れないだろっ。

絶句されたそうです。

先生、そういう場合は?

簡単ですよ。

私は名医ではありませんからと

仰れば良いンですよ。

私が麻酔医と歯列矯正医に治療を依頼する際には、

専門家に全面的に委せています。

なぜなら、

私が信頼しているプロだからです。

私は・患者さんが好きです。

患者さんって、

私の患者さんのことです。

私は人間が未熟ですから、

本当に歯のことを大切に考えて下さる方に、

エネルギーを全力投球します。

この間、

私の根管治療をお受けになっている患者さんから、

ズシンと、

伝わってきたのです。

私に全面的に身を預けておられるのを、

実感しながらの・治療でした。

このような患者さんのための主治医であることを

名誉だと感謝しています。

治療する前は、

私の患者さんではありませんから。

私は・匂いって云うンでしょうか?

合わない方は診ない主義ナンで。

 

 

あっという間

朝の1番から、

サイナス・リフトとインプラントの埋入手術を。

小臼歯でしたので、

抜歯即時埋入という私には珍しい方法を選択しました。

午後からは、

インプラント修復の一過程である

メタル・フレームのピックアップ印象です。

上の前歯6本の治療です。

今日も大きな症例で、

あっという間に、

1日が終わりそうです。