日別アーカイブ: 2019年9月21日

物指し

インプラント治療の出現が、

歯科治療の普遍に【一石】を投じました。

四半世紀も経ても、

未だに、

歯科界は、

この恐竜の出現を十分に消化できていない模様です・

ソコに、

CAD/CAMと光学印象と云う

デジタル化の恐竜が押し寄せて来ています。

ですから、

あえて私は、

【古典】に還ることを頑なに守っているのです。

歯科保存学的見地からは、

感染防止と歯質保全を第1とし、

炎症のコントロールに徹底すること。

歯科補綴学的見地からは、

顎位の安定のために・咀嚼運動の垂直化に努め、

力のコントロールに徹すること。

歯科技工学的見地からは、

徹底的な精密化に努めること。

その【物指し】を

頭の・ど真ん中に留めていれば、

溢れる情報に・振り回されることは・ありません。

また、

生き方の【物指し】を、

私は【聖書】に還ることに・した訳です。

何事においても、

【自分】を見失うことがないように。

その【自分】造りに、

仕事が在るんだと・考えています。

遊び心

ウッシッシ!

ヤッパリ、引っかかって・くれました!

悪戯こころが・この歳になっても・あるんです。

先日、

ブログにてご紹介させて頂いた・この症例です。

奥歯のセラミック修復。

歯周病が生じて、

歯肉が下がって、

大臼歯の歯根が露出しています。

歯根の分岐部分が・明瞭に見えます。

その歯に・セラミッククラウンですか?

そんな・質問を・後進たちから尋ねられたのです。

で、

馬っ鹿・も~ん!

よ~く・視て・ご覧なさ~い!

この露出歯根も・

セラミッククラウン修復・なのじゃっ!

そういった【遊び心】が、

仕事の上では、

大切ナンですよっ。