日別アーカイブ: 2019年10月24日

若いのに・インプラントのエキスパートと自信を持つのも・良いですが・

厚生労働省がホームページの規制に・

乗り出した訳が・

良く理解できるのです。

ホームページなどで、

インプラント経験症例数・数千本って記載している歯科医師を見かけます。

趣味でドラムを叩くのは微笑ましいことですが、

医療に関して【ホラ】を吹いては・イケマセン。

私はインプラント業界30年です。

インプラントの黎明期から、

インプラントメーカーと二人三脚で、

インプラントの普及に努めてきた自負が・あります。

何処の医院のインプラントが・どの程度の症例数なのか・なんて、

直ぐに判るモンです。

また、

自分の経験を踏まえても・です。

インプラント治療も経験は・必要です。

ただ・数では・ありません。

正確な手順を踏んで、

正しいインプラント治療が行えたか・どうかの数が・

本当は大切なのです。

上の顎には・歯が全く・ありません。

75歳の女性です。

食べる楽しみの・お手伝いも大切ですが、

老衰を迎えた時も・考慮して、

インプラント治療を行うことが、

歯科医師の責務です。

あくまでも【正統派】の総入れ歯をお造りさせて頂いて、

その上で、

総入れ歯の支えとして、

インプラント治療と併用した総入れ歯治療に・しました。

高齢者の特徴として、

若い頃のように・上手く【摂食・嚥下】運動が、

徐々に・できなくなります。

そのような時に、

インプラント治療と総入れ歯治療の併用は、

大きな【救世主】に・なります。

虫歯治療には・虫歯治療の原理原則が。

高齢者医療においても、原理原則が。

そのために、

私たち歯科医師は・沢山の治療オプションを持たねば・なりません。