月別アーカイブ: 2019年11月

連合艦隊司令長官 山本五十六

昨夜は、

何度・観たかも判らないほど・観た、

役所広司主演映画の【連合艦隊司令長官 山本五十六】を、

再び、観ていました。

山本五十六元帥を私は・最も尊敬しています。

映画ですから、

実際の史実とは忠実にとは、言えませんが、

役所広司さん演じる山本五十六元帥が、

私は1番すきです。

男とは、

こういうモンだ・という見本が、

画面に在るからです。

もう師走

来年の1月から、

インプラント科の医員への講義があります。

インプラント科の廣安教授から、

咬合と補綴について・というリクエストでした。

インプラント修復を、

私は特別な治療だとは・考えていません。

修復物を支える歯が、

歯根か・インプラントか・

の、違いだけでしか・ありません。

歯科治療全般において、

1口腔単位の診断が最も・大切だと考えています。

ソコに【総合診療科】の出番発揮と言いましょうか。

年末年始は渡米し、

ゆっくりと【近代歯科医学】発祥の地で、

歯科医学の軌跡を辿ろうと・思っています。

もう師走が・明日から。

1年は本当に速いですね。

ボヤホヤ・してられませんね。

リンゴ

たとえ明日、

世界が滅びようとも、

私は今日、

リンゴの木を植える。

マルティン・ルターの言葉です。

教科書でも・お馴染みの宗教改革で有名な方で、

プロテスタント教会の創始者でもあります。

カトリック教徒の私とは宗教上の考え方の違いはありますが、

私は・この言葉が好きです。

生きてゆく過程において、

私たちは大勢の方々との縁を持ちます。

既に縁の無くなった方々、

ソレも縁。

今日、明日、出会う・のも縁。

縁とは・リンゴのようなモノだと・思います。

みんなが・幸せでありますように。

 

オールセラミッククラウンを古典的手法で造る意義

昨今・全盛期に至った感ある・オールセラミッククラウン修復。

しかし、

材質が変わったことだけで、

歯科医師の側に、

その対応が・出来ていないような気がする

症例を・多く眼にします。

素材が変わったたら、

仕込みから・取り扱いまで・

変えるのは・料理の基本です。

上の8本の歯に対するオールセラミッククラウン修復の、

製作途中経過です。

私が歯を連結するコトは、

ほぼ・ありません。

初診の際にブラブラ揺れている歯でも、

修復に至る際には、

揺れ・は、消滅しています。

ですから、

単冠にて・修復しています。

セラミック修復のフレーム部分は、

1本づつ・歯型を採って、

副歯型方法で製作しています。

クラウンのマージン部分を合わせる為の副歯型を、

全顎模型にリンクしています。

この辺りに・気づいて下さったら・合格です。

さてさて・模型から・何を視て下さっているのか?

で、

口腔にフレームを適合させて、

その上から包み込むように、

全顎の歯型を採ります。

判ったら・合格ですよ。

歯型採りの素材も、

変えています。

だから歯科治療は・オモシロイ!

鬼手佛心

私の弟子の一人である、

東京都吉祥寺コーラル歯科医院の小出明医師は、

開業の傍ら、

毎月・数年間、

月に1度・休診日をつくり、

新潟へと通い続けています。

日本歯科大学新潟生命歯学部の歯科保存学講座にて、

新海航一教授の指導を受けているのです。

小出医師は他大学の出身です。

結束堅い・日本歯科大学へ開業医の身で飛び込んだ勇気に敬意を表します。

つい先頃、

小出明医師は日本歯科保存学会認定歯科保存治療認定医の試験に・

見事・合格されました。

彼のひたむきさと・継続の力の賜物です。

私は彼を誇らしく思います。

お祝いをと。

ナンでも言ってみぃ!

で、

決まったのがコレです。

認定証を額縁に入れて差し上げ、

レイモンド・キム先生直筆の書も・序でに額縁へ。

で、

色紙に一気呵成に書き上げたのが・コレ。

【鬼手佛心】

医師にとっては・必須の条件だと・私は考えています。

柳風というのは・私の雅号。

新潟市は柳の都と呼ばれています。

柳は決して・強風下でも折れません。

飄々と・飄々と。

風の中の柳のようで居たい。

これが私の想いです。

小出明医師の診療所が、

歯科医学のユートピアであることを、

祈っています。

小出君・おめでとう。

夢を追いかけて

昔、

アル・パティーノ主演の【摩天楼を追いかけて】という映画は駄作でしたが、

タイトルは良かったですよね。

そそるタイトルだと・思います。

ホームページのリニューアルを終えて、

【私の考える歯科治療】を再読した処です。

18歳の年に、

日本歯科大学の門を叩き、

歯科医学との関わりあいが・私の人生を変えました。

多くの諸先輩方の御援助と指導の賜物に恵まれました。

なかでも、

東京都麻布開業の内藤正裕先生の、

自分自身の眼と耳と指先から得た情報に対して、

【考える臨床】を実践する・後ろ姿から、

私は既成概念からの【脱皮】のエネルギーを得ました。

ここで初めて、

私は【独り歩き】出来るようになったのだと・思います。

私は・まだまだ未熟です。

歯科医学の真髄を観てみたい。

大志を抱く少年の気持ちで、

歯科医学に挑んでゆく積もりです。

夢を追いかけて。

そんな・オジサンが居ても・良いじゃないですか?

ホームページのリニューアル完成

私のホームページは2つ・あります。

1つは・リニューアル完成したようです。

もう1つのモノも・明日にはアップできるとのこと。

今回、

全面的に改定したのは、

【治療の1例】の綱目を、

【私の考える歯科治療】と・したこと。

若手から中堅の歯科医師の先生方が多く・

私のホームページを御覧下さっていることから、

先生方が、

また歯科学生諸君の参考になればとの・想いにて、

私の軌跡を【独り語り】させて頂きました。

 

ゴールド修復

某最大手製鉄業の社長の奥歯のゴールド修復です。

12年経過です。

下顎第2大臼歯のゴールド修復です。

この患者さんには、多くのインプラント治療を行いました。

修復はメタルボンドクラウン修復です。

ただし、

最後方の歯の修復だけは・ゴールド修復です。

大きな【穴】が・空いていますね!

先生ぃ・穴が・空く・くらい仕事・仕事・仕事!

ゴールドに穴が空く・くらい【歯を食いしばっていました!】

私は・このような人に好感を持ちます。

この患者さんのバイタリティーには、

いつも頭が下がる想いでした。

修復物は完成した時の形を留める訳では・ありません。

大きな【噛む】力が・加わるからです。

ここに私がゴールド修復を好む最大の理由が・あります。

11月27日(水曜日)にホームページをリニューアルします

厚生労働省の医療に関する考え方は正論です。

世界に誇る【日本の健康保険制度】は、死守しなければ・なりません。

自費治療の私ですが、心から厚生労働省の考え方に賛同します。

インプラント治療を主訴に来院された患者さん。

インプラント治療は・そもそもが自費治療です。

検査から自費治療で行うのが・原則です。

前歯のセラミック修復を希望する患者さん。

セラミック修復は自費治療ですから、

この場合も・無論・自費治療です。

でなければ、

健康保険法の認めない【混合診療】に該当します。

れっき・とした不正請求です。

私の診療所の特性柄、

自費治療の治療が患者さんの主訴でいらっしゃいますから、

自然と健康保険の治療は皆無です。

健康保険治療を中心に従事している歯科医院と、

自費治療オンリーで治療する私の診療所では、

1から全ての局面において、

全く別物と・お考えください。

また、

健康保険取り扱い歯科医院の自費料金。

私には・理解不能です。

自分の立場を、

自分の立ち位置を、

知らないのでしょう。

健康保険の医師は健康保険治療に専念すべしと・

私は考えています。

でなければ、

最近・頻発して見かける【歯根破折】は、

ますます増加するでしょう。

医師に対する規制は厳しくすべきでしょう。

それが医師の治療成績を向上し、

国民の健康にも繋がるからです。

歯科医学は医療職です。

是非に・熟読して頂きたいと・思います。

仕事

日本歯科大学放射線講座の小椋教授と

毎月1度、

晩飯をご一緒に、

夜の街へ繰り出すのが恒例行事と・なりました。

大学病院前にタクシーを午後の6時半キッカリに予約。

で、

7時に店に入る。

8時半キッカリに、

そろそろ・お互いの仕事に戻りましょうと、

店を後に、

小椋教授は大学へと、

私は常宿に帰ります。

私らは・ダラダラを異常に嫌います。

ですから勉強会も、

定時定刻厳守です。

そんななか、

三枝先生ぃ~・かなり勉強されてますねぇ~。

小椋・判るぅ~。

出た!小椋節。

この先生の語りの独特さ・は、おもしろいンです。

私の鈍ったボンクラ脳髄へ、

ヤー!

と、活を入れて下さるのが小椋教授なんですよ。

論文のネタ探しから書き方のクセなど、

大いに勉強なりました。

勉強を勉強と考えるから・苦しいのです。

空気を吸うのと・同じだと、

そう気づかせて下さったのが小椋教授なんですよ。

日本歯科大学・新潟には、素晴らしい教員が沢山居られます。

もう、

指導するというよりも、

逆に、

自分の苦手さを克服させて頂いていると感謝しています。

私の白衣の汚れ具合を観た事務の職員の方。

ひゃ~・何でこんなに汚れるンですぅ~?

そりゃ・居る間・走り回って仕事していますもの。

男は・仕事して・なんぼ・ですから。