日別アーカイブ: 2020年1月18日

三枝デンタルオフィスの基本方針

20代の後半の頃だったと・記憶しています。

アメリカの雑誌に、

近代医療に貢献した医師が、

彼の診療所を開設した場所というのが、

今でこそ100年も経っていますから、

全米有数の都市となっていますが、

当時は、

大都会ではなく、

辺境の地であったそうな。

【医療に逆流なし】

という言葉が、

昔から在るのを・彼も知っていたらしい・のです

どういう意味かと言うと、

患者さんは、

より大規模な医療機関へと、

より都会の医療機関へと、

その方が、

より高度な医療を受けられると・思い込んでいる。

だから、

その逆の、

都会から地方都市の診療所へ、

大病院から小規模の診療所へ、

ソレは・あり得ない。

【医療に逆流なし】

という言葉は、

そういう意味ナンです。

で、

彼は、

あえて、

その逆の道を選んだのだそうな。

その時の理由が・とても・印象に残っています。

怠け者に・ならない為だと。

とにかく、

この記事は・大いに私を感動させたのです。

感動どころか、

現在の私の道を決定づけたと・言って良いでしょう。

私が四国の地方都市でしかない高松市に、

自分の立ち位置を決めた大きな訳の1つナノですから。

この田舎に都会から患者さんを集めてみせる!

途方もない・大きな命題に挑んだのです。

【革新は辺境から起きる】

という言葉も・あります。

私の好きな言葉の1つでも・あります。

 

書道家の榊漠山先生には、

随分と・可愛がって頂きました。

今でも頻繁に、

苦境に立った私を励ますために、

観音さまを描き、

励ましの文を頂きましたものを、

繰り返し・読むんです。

感動させてや!

先生から・しばしば言われる台詞も、

よく思い出すんです。

いつまで経っても、

大人に・なれきれない私。

少年期から青年期のチャレンジ精神の炎は、

私の身体の中で、

未だに燃えさかっています。

三枝デンタルオフィスの原点は、

正に、

【革新は辺境から起きる】

に尽きると言って良いでしょう。

【歯科医療のユートピアたれ】

大都市で開業する医療機関には、

到底・理解できないでしょう。

創意工夫は、決して恵まれた立地条件からは・生まれないのです。

創意工夫を忘れた専門職にだけは・なりたくありません。

チャレンジ精神を失った男には・なりたくありません。

人真似・猿まねの人生だけは・送りたくは・ありません。

多くに歯科医院が一斉に・右を向くならば、

私は・あえて、

真っ直ぐ向くか、

左側へと、

舵をきろうと・思っています。

常に謙虚な心で。

ソレでも、

私は私自身を信用し・進みます。

 

 

 

お気に入り

最近、

外出時は・必ず【サングラス】を着用しています。

冬でも、

スーツ姿にサングラス。

どう見ても、

恐い人にしか見えないと、

一緒に歩くことを敬遠されがちです。

でもね・訳が在るんです。

私の眼は・大切な商売道具ナンです。

治療がおわると、

眼が疲れ果てます。

また、

治療前には、

最高のコンディションの眼でと。

その防護って訳ナンです。

最近のサングラスって・凄いんです。

外出時、

お店の中でサングラスを着用している方を拝見しますが、

そういうスタイルは、

私は嫌いです。

御行儀が悪いって・思うんです。

で、

ホラっ!

パカッと、

サングラス部分が上へ・持ち上がるんです。

これが・最近のお気に入り。

大切に

歯科治療から【細工】は、

避けて通れません。

【細工】は【手先】が、

意志のままに、

正確に動いてくれなくては、

良い仕事は・できません。

執念深い性格ナノでしょう。

毎日、毎日を、

手先の修練を充てて・今日に至っています。

マイクロスコープを使っての大拡大視野下での治療も、

より精密さを・求めているからです。

青年期に比べて、

仕事が人を造ると・言います。

根気強くなった自分を認識します。

しかし、

人に見せる自分の姿は、

真逆の、

ワッハッハ!的な大らかに、

演じる自分を意識しています。

患者さんが、

もっと・もっと、

歯の健康に意識を高めて欲しいがために、

私ら医療人は、

人を包み込む包容力が求められるからです。

私には・ナンの取り得も・ありません。

ですから、

【縁・えにし】が在って就いた歯科医師という仕事。

大切に、大切に。

歯科治療の原点は歯磨きに・あり

初診でお越しになられた患者さんに対して、

私の診療所では、

総出で、

患者さんの日頃身につけた歯磨きの【癖】の修正に、

取り組んで・きました。

方法論など・ありません。

ありとあらゆる手段を駆使して、

患者さんに・マスターできたね!

って、

ニコッとできるまで、

治療の合間・合間の、

毎回のように、

総出のトレーニングを行うのです。

歯ブラシって、

私にとっては、

内科医が処方する内服薬をような存在です。

だって私は歯科保存学専攻ですから。

歯周外科治療も、

インプラント治療も、

セラミッククラウン修復も、

ダイレクトボンディング修復も、

全て、

個人・個人に合った適格な歯磨きが・できて・こそです。

そのためには、

手段選ぶでしょうか?