日別アーカイブ: 2020年1月19日

ケジメ

私の年齢になりますと、

立場とか、

キャラクター的にも、

アチコチから評価・批判などを受け、

コッチは聞きたくないんですが、

そういう類の話しって、

即座に、

耳に入って来るモンです。

慣れっこになりますと、

気にもかからなくなったと言えば

嘘になりますが、

あ~・そうかい・ソレがどうした?

嫌なら、

視るな!

聞くな!

関わるな!

てな・類になるのです。

私が青年期から今日に至るまでに、

憧れた歯科医師と言えば、

東京の内藤正裕先生、

新潟の岩下博美先生のお二方。

全くご性格が違いますが、

確たる自己スタイルを築いておられました。

昨日、

オモシロイお電話を頂戴しました。

ナンでも・私みたいな歯科医師を紹介して欲しいって・内容だったと・思います。

私は歯科界での変人を自覚しています。

でも、

真面目に考えに・考えた末に、

う~ん・

東京の内藤正裕先生か新潟の岩下博美先生でしょうかと。

絶対的な信用に値する総合診療歯科治療と言いましょうか、

包括的歯科治療と言いましょうか、

全人的歯科治療と言った方が良いでしょうか。

で、

序でに、

絶対的紳士。

ソレで以て、

教養深く、

繊細なる美的センスの持ち主で、

それでいて、

ヤンチャな処が在って。

やっぱり、

この御台・お二人でしょう。

考えている間に、

私は自分の事など、

どっかに・飛んで行ってしまっていました。

思うんですが、

私らの稼業という類は、

役者稼業と・同じだと・思うんです。

本当の自分が居て、

ソレでも、

職人としての・自分が居る。

どっちも・私ナンですが、

全く違う人間ナンです。

生き様・生き方って・言った方が良いでしょうか?

幸せ者だと・思いますよ。

好きな歯を触って、

喜んで生きてるんですから。

ソレでいて、

歯で・苦しんで・苦しんで・モガイテいる自分が居る。

無論、

同業の他人目は意識していますよ。

でも、

反面、

全く眼中に入れていない。

その辺は、

全くブレは・ありませんね。

とにかく、

歯科医学って、

自分へのケジメナンです。

三枝の歯科治療

今は午後の4時前です。

懸案であった、

歯科治療のリスク、偶発症、副作用についての、

私見を一気呵成に書き上げて、

大いに満足感に浸っている処です。

厚生労働省の推進する、

正確で公正なホームページの指針に、

私は賛同しているからです。

で、

明日は正午近くからインプラントの埋入手術。

終わったら、

夕刻のフライトにて上京し、

新潟へと。

このような生活スタイルは、

いったい・いつまで続くのでしょうか?

ただ、

学生諸君や後進の若手歯科医師の瞼に焼き付く

熱い歯科医師で・在ろうと、

いそいそと・新潟へと私を向かわせるのです。

今年は暖冬にて、

雪のない越後だ・そうな。

ソレでも、

私の第2の故郷たる新潟行きは、

私のエネルギー源になっています。

私の診療所は、

本当に遠くからお越しになられる患者さんに、

支えられて今日に至っています。

ソレに見合う歯科治療を、

もっと・もっと・取得したいと思っています。

三枝の歯科治療。

誰にも真似のできないモノではなく、

一人でも多くの歯科医師に、

伝える歳になったと・新潟での日々が自覚を促せてくれるのです。

 

働かないのぉ?

今日は日曜日ナンですが。

いつも通り、

診療所に来て・いました。

未だに、

ホームページの見直し作業が・終わっていない・からです。

治療という行為には、

リスク・偶発症がある可能性を否定できません。

歯科治療も・同様です。

そういう事が生じないように、

慎重に慎重を重ねた医療行為を行うのです。

しかし絶対に無いとは・断言できません。

そこで私は・あえて・この問題を、

大っぴらに・しようと目論んでいます。

で、

ひと月ほど・悩みに・悩んで、

表現方法ですかね?

今日・一気呵成に書き終えて、

ホームページ製作会社に手渡そうと・思っています。

しかし・ナンですかねぇ?

働き方改革。

狭い国土。

減少する一方の人口。

増え続ける高齢者。

虚子淡々と覇権の拡大を目論む・周囲国家。

働かないで、

国家間競争に勝てるンでしょうか?

ソレに、

せっかく頂いた・生きる時間。

ウダウダ・ノンビリ・ウツロウツロで、

もったいない・と思うのは、

私だけでしょうか?

考えることを放棄したら・

人が人たる所以が無くなると・思うんですが。

 

 

三枝デンタルオフィスの歯磨きの心得

私の診察を・前回・初診として、

初めてお受けになられて、

昨日の土曜日が・2回目という39歳の女性。

おっ!

満面の笑みで、

彼女の肩をポンと、

軽く叩いたのです。

何故って?

うっすらでしたが、

お化粧・なさってた・からです。

ただし、

御髪の方は未だ、

ストレートを後ろで1つに纏めた・ままでしたが。

で、

口腔内を診察。

お~!

頑張ったね!

歯肉は語ります。

まだまだ健康とは、言えません。

でも、

彼女が・気づいたのは・確実です。

徹底的な歯磨きに・目覚めたようです。

拡大鏡を使って、

歯肉の観察に夢中になる私。

歯科治療ってモノは、

ここから始まるンです。

チェアーを起こして、

はぃ・この間・お渡しした歯ブラシ見せてっ。

この瞬間、

私は大爆笑したのです。

だって、

これっ!

サザエさんの磯野波平・父さんの頭の毛みたいじゃん。

そこから、

再び、

歯間ブラシの練習。

私の診療所では、

このような・繰り返しから、

プロ以上のブラッシング・テクニックを身につけた

患者さんばかりに・なるのです。

西洋一辺倒の近代医学。

良い処は・確実に採り入れて・きました。

ただし私は・頑固者。

私は日本人の歯医者です。

西洋人は・ごくごく僅か。

言わば・日本人のための歯医者ナンです。

時代は急速に進化しています。

何もかも・変わる。

しかし、変わらないモノも・あります。

【不易流行】

変化しなければ・ならないが、

その中で、

【軸】になるモノは・変えてはならない、

という意味だと・解釈しています。

日本人特有の表現が・あります。

奥歯で食いしばる。

噛みごこち。

奥歯に物の挟まったような気持ち。

などなど・です。

また、

日本人特有の所作・癖ってモノも、

見過ごせません。

日本人特有の身体と、

忘れてはならないのが、

精神構造です。

人は成長期を過ぎると、

必ず、

老いてゆく定めにあります。

その際に、

身体機能の老化は・当然の事として、

老いてゆくことに対する、

不安・怯え・焦り・諦め・

さまざまな葛藤期を経て、

穏やかな悟りへと移行することを、

長年の患者さんとの関わりから・学びました。

私の歯科医師としての役割は、

正に・此処に在ると・確信しています。

患者さんの傍に、

脇仏のように・寄り添う事だと。

で、

先ほどの彼女。

よ~し・次までに、

此処の隠れている歯石が見えるようになるまで、

頑張って・磨くことぉ!

それと、

睫毛のエクステ・しておくこと!

彼女ですか?

恥ずかしいけど・頑張ります!

お~・そうだ・そうだ・

今年中に彼氏造るぞう計画だね!

世間的には、

こういう会話って、

セクハラ発言ナノでしょう。

でも、

私は彼女と・共同戦線を採ってるんです。

コンプレックスのあった歯を・必ず健康にすること。

内気で・恥ずかしがり屋さんで、

でも、

婚活して、

良い伴侶に振り向いて欲しいって。

乙女心・いじらしい・可愛いじゃ・ないですか!

今は、

ナンでもカンでも・ハラスメント。

医者は患者さんの心の中に入り込んでこそ・ですよ。

ただし、

無闇矢鱈に・私の真似はしないで・下さい!

これは・私のキャラクターだからこそ。

だって、

私は患者さんが・大好きですが、

エッチな気持ち、

傲慢な立場、

そんなもんは・全くありません。

相手が自然と受け入れて下さる

テクニックを身につけて・いますから。

これは・人徳に等級が在るならば、

私は正に第1級だと・思っていますから。

私は患者さんと共に生きる。

その覚悟で、

歯科医師稼業してきましたから。