月別アーカイブ: 2020年5月

情熱

もう1度、

行ってみたいンですが、

正確な所在を・忘れてしまいました。

兵庫県の赤穂市付近だったと、

うろ覚えナンです。

阿弥陀堂です。

夕暮れ時に、

お堂の中央に・鎮座されておられる阿弥陀如来さまに、

傾く太陽の光が放散し、

その光景が、

まるで【極楽】を・顕しているようで、

感動したんです。

今、

なんで・こんな事を思い出したのか・判りません。

が、

おそらく、

エネルギーの話題を、

弟子との会話で・気づいたからでしょう。

私ら・医療職は、

身体全体から・圧倒的なエネルギーを放散しなければ・なりません。

臨床医としての【情熱】でしょうか。

既に・初老の領域にドップリと、

浸漬した私ですが、

40代の同業に対しての・脅威は、

全く・ありません。

逆に、

さぁ・いつでも・挑んで来いよ!

抑え込んで・やるぞ!

と、

リングに立つ・ボクサーの気構えで、

私は診療所に立って・います。

弟子たちに対しては、

惜しみなく、

経験から得た【技】を、

披露する事を・当たり前だと・思っています。

が、

弟子でなければ、

誰で在れ、

同業であれば、

競合相手ですから、

私らも・人気稼業ですので、

【技量力】が・全てナンです。

とにも・かくにも、

【腕】が・全てですから。

繊細な・仕事ナンですが、

やはり、

圧倒的なパワーが、

モノを云うんじゃない・でしょうか。

 

 

時代と歯科医療

外出時は、

マスクを着用する姿が、

これからの・常識になるでしょう。

携帯電話にしても、

そうです。

私が歯科医師免許を取得した平成の始まり時。

大型無線機のような・携帯電話を持っていた私は、

ごくごく少数派・でしたもの。

ソレが・今では、

ポケットサイズの超高性能。

本当に・なにから・なにまで・変わってしまいました。

インプラント治療なんかも・そうです。

オッセオ・インテグレーション・インプラントの産みの親である

ブローネマルク博士のコンセプトなど、

今、

何処かへと、

葬り去られた・模様です。

人の身体は、

太古の昔から・変わりません。

便利さと、

容易さと、

スピーディーさで、

治療手法を・変えてはならないと、

古い私は・そう考えています。

補綴治療も・そうです。

私は・進歩したとは・思っていません。

むしろ、

退化していると、

嘆いています。

変化に順応することと、

進化と、

怠慢とを、

大きく区別すべき・時だと思います。

 

仕掛け人

穏やかな・日和の今日・この頃。

こんな時効は、

ジックリと・腰をすえて、

専門書なり・古典に、

挑んで・います。

思い返せば、

コロナウィルス騒動以前の・私の日常が、

どれだけ・異常だったのかと。

休息など・無縁でしたもの。

何処にも・行けない。

何処にも・行くのを・はばかる。

この異常さが、

逆に、

私に休息を・お与え・下さった。

私のエネルギー庫に、

ジンジン・と、

エネルギーを充電しているのが・判ります。

今・現在、

大きな症例を、

幾つか・抱えています。

オーラル・リハビリテーションの症例です。

そろそろ【仕掛け】に、

入ろうと・

決意しています。

 

不要不急

コロナウィルス感染防止のための、

不要不急の外出を控える自粛の成果が、

確実に顕れていると・感じますのは、

女性患者さんの、

不要不急な体脂肪の増加・かも・しれません。

ストレス解消の結果ナノでしょうね。

でも、

これなら、

丈夫な・身体だろう。

微笑ましく・診察させて頂いて・います。

で、

皆さんが一応に・仰る台詞。

この・お肉・先生に分けて・差し上げたいわ!

祈り

今年に入ってから世間は・コロナウィルス一色。

眼に入る光景は・まるでモノクロ写真の様相。

医科と歯科の守備範囲の違いは・ありますが、

健康状態に無い・患者さんに対して医療行為を・行うのは、

全く同じ環境・ナノです。

むしろ、

私たち歯科医師の方が、

無自覚の保菌者に対して・濃厚接触する訳ですから、

かなり・キワドイ仕事と言えましょう。

考えられる極限までの・感染防止対策を施していますが、

ソレでも・不安が無いと言えば・嘘になります。

朝、起きて、

診療所へと通い、

一生懸命・仕事して、

後かたづけし、

再び、帰宅する。

この単調過ぎる・毎日を、

モノクロ写真から、

カラーコーディネートされた彩り在る・日々に変えるには、

その人の・心の持ち様に依る・に違いありません。

私は・しばしば・自分で自分を・鞭打つ・のです。

私は・しばしば・独り・心内で・祈る・のです。

全能の神である父と、

子と、

聖霊に。

聖母マリアと聖ヨゼフ。

歯を食いしばって、

ひたすら祈り、

単調な生活が、

実り在るもの・へと。

嬉しかったです

今日、

70歳を過ぎた女性のメンテナンスの

アポイントメントが入っていました。

私の記憶では、

高齢者の患者さんのメンテナンスは、

診療所への道中での、

コロナウィルス感染を警戒して、

私から・連絡あるまで・延期しましょう!

と・記憶していました。

はて?

で、

今朝、

お元気そうに・階段を上がって来られる彼女に、

大丈夫?

生きてました?

そんな会話の中、

初めは・全然・気づきませンでした!

個室の待合室から、

診療所の体系を・再認識したんです。

先生・こういう事態を予想して、

診療されてたんだと。

今頃・やっと・納得できました。

先生ところは・絶対に・安心だと。

私の表情が・グシャグシャになったのは、

言うまでも・ありません。

口腔全体の健康が・身体の健康の水際関所。

口腔全体の様相は・全身状態のバロメーター。

そういうポリシーで、

歯科治療に勤しんで・きましたから。

嬉しかったです。

1日が・長く感じる・今日この頃です。

で、

ついつい、

この1日を・速く終わらせるために、

サッサと、

床に・入るのです。

夢を・よく観るように・なりました。

可笑しな事に、

幼い頃の光景を、

しばしば観るように・なりました。

小学校から帰宅して、

自室にランドセルをポ~ン・と、

放り投げ、

遊びに・出かけようとした刹那、

フムっ?

滅多に向き合う事のない・勉強机のド真ん前の壁に、

視線が・いったノです。

葉書大の・白い紙が、

押しピンで、

壁に貼られていたのです。

丁寧な楷書で、

認められた・文字。

ナンじゃ?

で、

漢和辞典を取り出して、

次に、

国語辞典。

ハ~ン?

母親が認めた文字は、

【克己】。

自称・克己心の結晶体のような私ですよ。

が、

人間、

欠点をアラ探し・しようと思えば、

いくらでも・そりゃ・あるもんです。

バランス感覚って・言葉がありますが、

ソレは、

個性に欠けたって・私は解釈しています。

てな・事を、

天井を見つめながら、

さっき観た夢と、

何で・今頃と、

思いながら、

起き上がった今朝。

 

 

修復治療の・噛み合わせ位置

大がかりな修復治療や、

両側の奥歯全体の修復治療。

噛み合わせの位置は、

歯科医師が、

学問的根拠・経験などを基に、

決定しなければ・ならない局面を迎えます。

後進たちから、

その方法について・しばしば・質問を受けます。

患者さんの・顎位置が、

筋肉・骨格・靭帯・生理学的に、

安定していなければ、

正しい・顎位は求めラれません。

私は、

しばしば・スタビライゼイション型のマウスピースを利用します。

で、

調製しながら、

顎位の安定位置を捜すノです。

私の指に・注目して・下さい。

ここまで・消化できたら、

次のステップです。

さぁ・考えて下さい。

歯科治療は・考える臨床ですよ。

歯科治療への関心の高まり

1口腔全体の修復治療が・多いのが、

私の診療所の大きな特徴です。

言い換えれば、

相当・重症な患者さんが・多いノです。

下顎の修復治療の途中経過です。

全て・インプラントによる・修復治療です。

メタル・セラミック・クラウンにて・修復治療を行います。

セラミックを築盛する前の、

補強のための・金属製のフレームです。

この金属製のフレームは、

修復治療の後は、

2度と・見る事はできません。

が、

とても・とても・修復治療の長持ちに、

大きく影響します。

見えない部分にこそ、

工夫を凝らすことは、

建築の世界でも・同じでしょう?

根管治療も、

外観からは・見えませんが、

大勢の方々が、

私の根管治療を希望されて、

お越しになられるように・なりました。

それだけ、

歯科に関心が・高まってきたのだと、

私は喜んでいます。

ピンチがチャンス

コロナウィルス感染を恐れた・一般の方々は、

歯科医院を【濃厚接触】の危険性が高いと・判断し、

歯科治療を敬遠する傾向にある昨今です。

一理ある・かもしれません。

が、

全ての歯科医院が・危険な場所では・ありません。

私の母校の普段からの、

感染予防への地道な仕事は、

世間の知らない・処です。

安全に・歯科治療が受けられる処だと、

私は自信を持って・声を大にして断言できます。

かく言う・私の診療所が、

同列であることも・声を大にして・言えましょう。

患者さんの大幅減によって、

歯科専門職が・失職している事実が・あります。

有能なる人材確保のチャンスが到来したと、

今日から・新しい人材を、

受け入れたのです。

感染リスクが濃厚では・なく、

濃厚なるホスピタリティで、

私の診療所は・進化し続けてゆきます。