日別アーカイブ: 2021年3月25日

根管治療における・激しい痛み

初診の方なんですが、

ですから・初対面なんです。

診療所にお電話を頂き、

他の歯科医院で治療中なんですが、

痛みが・激しくなる一方で、

もう・堪りません!

助けてください。

そんな・新患の方が・増えているんです。

医療情報も・何もないんです。

ご紹介患者さんでは・ありませんから。

でも、

歯の激痛って・我慢しろってのは・到底・無理ですから、

即日に、

時間を・やりくりして・拝見するんですが、

もう、

このような症例って、

完全な・パターンが・ありますね。

根管治療であること。

技術的に・未熟な上に、

感染が・酷いって・こと。

根管治療は、

さまざまな治療ステップを・確実に踏まなければ・なりません。

その全てが・中途半端。

診断についても・同様。

本当に・困ります。

痛みって、

その原因に対する・手当てを行えば・消失するものです。

この位の程度の問題は、

私が卒後3年目くらいの時には、

十分に・対応可能でしたし、

そのような・問題も経験せずに・今日に・至って位ます。

マイクロスコープを使おうが、

CT画像を眺めようが、

歯科医師としての・基本のき・が、

トレーニングされていなければ、

意味のない・道具にしか・過ぎません。

根管治療後の激しい痛みへの・対処って、

基本的な手当てで無くなる・難しい処置では・ありません。

長持ちさせる・根管治療。

ここに、

根管治療の・存在価値が・あるんですがね。

思うこと

奥の虫歯を、

ダイレクトボンディング修復にて。

これは、

虫歯を・取り除いた穴に、

粘着性の材料を・詰め込みながら、

この材料には・色んな色が用意されているんですが、

そこを工夫しながら、

重ね盛りしつつ、

歯の携帯を・口腔内で・直接・彫刻する手法です。

ですから、

歯の解剖学的形態の・さまざまなパターンが、

頭の中に・入っていませんと・できませんし、

噛み合わせについても、

後から、

高いだの・低いだの・ということになれば、

話になりません。

ですから、

とても、

集中して治療するんですが、

とても・楽しい治療でも・あります。

仕事の後で、

その日に・撮影した写真の整理をするんですが、

年老いた母が・覗き込んで・見るんです。

で、

ビックリした表情で、

私を指差し、

コレ・あなたが・治したの‼︎

器用な・手先だねぇ!

母の口腔は・全てインプラント修復です。

上顎は・腰骨を移植して・インプラントを埋入したものです。

もう30年以上も・昔の仕事ですが。

あ〜・私も仕事が・したいわぁ。

技術の仕事は・良いねぇ!

という母に、

私は・毎日の宿題を課しています。

お供えのお皿にひく・半紙折です。

が、

仕事したい・という割に、

一向に・進んで・いません。

女学生時代のお友達と、

奇跡的に再会し、

その方が・ご近所だったもので、

お菓子とコーヒーで、

おしゃべりするのが、

母の・仕事になったようです。