日別アーカイブ: 2021年4月23日

時代の・流れ

あまりにも・忙しい毎日で、

ブログの更新も・ママならない状況でしたが、

やっと、

生活のリズムを・再構築できたようです。

そんな毎日でしたので、

世情からは隔絶されたことは・否めません。

吉本新喜劇の、

中山美保さんと・チャーリー浜さんが

お亡くなりになったそうな。

心より・ご冥福をお祈りいたします。

私は・新喜劇が・好きです。

暇さへ在れば、

なんば花月へと・足を運びます。

物心ついた頃から、

松竹新喜劇と・吉本新喜劇は、

生活の一部だったのです。

今時の・芸人と称するタレントさんと、

彼らの間には・大きな壁があると・確信している私は、

今流・芸人が・芸人と名乗る事に・大きな抵抗感を持っています。

難波の人情を・最も顕著に表現できる役者こそ、

大阪芸人と・名乗るに相応しいと・思っています。

チャーリー浜さんは、

私が小学生の頃には、

浜浩二、こうじの漢字は・誤りがあるかもしれませんが。

良い・芸人さんでした。

中山美保さんは、

山田スミ子さんと共に、

新喜劇の花だったと・思います。

私の成長期に・大きな影響を与えて下さった方が、

次から次へと、

天に召されて・行かれます。

寂しい・ですよ。

で、

時たま・テレビから流れる

バラエティ番組や、

陳腐な小道具に・時代設定に疑問を持たざるを得ない舞台装置。

たて・の下手くそなチャンバラごっこ・と、

足腰の弱い芸とは言えない演技をする大根役者に

嫌気がさして、

テレビを消して・しまいます。

あ〜・オモシロクない番組ばかり。

時代でしょうか?

時代という・一言で・片付けて良い・ので・しょうか。

偽物が・闊歩する時代。

支え

母親を引き取ってから、

暮らしが・激変しました。

幼い頃の記憶では、

料理が・忠実で・上手であった母でしたが、

今では、

全く・何も・したくない・幼児のように・なりました。

テーブルに・並んだ料理を、

黙々と・食するだけ。

好きな珈琲をも、

珈琲が・飲みたいと・ねだる始末。

ただ、

本当に・美味しそうに・味わっています。

私は・食べる事だけが・幸せだねぇ。

歯が丈夫で・良かった!

施設で・歯医者さんがきた時に、

直ぐに・分かったから。

この先生は・下手だ。

触っただけで・分かったから、

先生にも・看護婦さん(歯科衛生士だと思いますが)にも

絶対に・触らせなかったのよ!

先生たちも・私の歯を見て・ビックリして、

一才・触らなかったわ。

自分で・手入れしてきたの。

母の歯は・全てインプラントです。

私が36歳の時の・仕事です。

未熟な治療だと・今では、

見たくない・心情ですが。

母は、

今では・全て自身の歯だと・思っているようです。

ただ、

息子が治療した歯である事だけは・鮮明に分かっているようです。

時たま、

難しい症例に接した際とか、

新型コロナウィルスの影響で・診療所の将来を案じる時が・あります。

ちょっと・弱気な言葉吐く時が・ないとは・言えません。

そんな時に、

あなたは・絶対に大丈夫!

あなたは・歯の治療が・趣味だもの。

仕事が趣味の・男は・大丈夫!

そのときの母の表情は・確信に満ちています。

変な・モノですね。

現役時代は・大女将と世間から謳われた母の一瞬の・正気は、

妙な・安堵感を生んでくれるんです。

歳とったね・俺っちも

スタッフの認めたブログを観て、

はぁ〜ん・そうなんだ・と。

また、

添付された・私の治療中の後姿。

お爺ちゃん・やないか・と。

これって・俺⁉️

治療中、

そんなに・独り言が・多いんだ!

知らんかった。

治療中は・無心の境地ですもの。

しかし、

ボソボソ言いながら・治療する歯科医を

私は・身近に・知っています。

私が・初めて・本当の歯科治療に接した・歯科医師です。

日本歯科大学・歯科保存学教授の新海航一先生です。

新海先生には、

私が18の歳から、

先生が・卒後1年目の・新米歯科医師の頃から

私の歯の治療を・して頂いています。

逆に言えば、

新海先生の成長する姿に接し、

私の歯科大生・生活を過ごした訳です。

ですから、

無意識下に、

新海先生から・受けた影響は・大きいと・思います。

今は、

私の専門分野は、

新海先生とは・異なりますので、

大学病院で担当する治療業務は、

全く・違いますが。

時たまに、

新海先生の治療コーナーの壁に隠れて、

先生の治療を・拝見しています。

楽しい・からです。

ブツブツ・言って真すよ・相変わらず。

新海節・炸裂した際には、

吹き出して・いるのです。

恐らく・ご本人は、

無意識なんでしょう。

ブツブツ文句と共に、

モニター画面に映る・先生の手先には、

瞬間・瞬間に・考えた・軌跡が、

正確に・動いてイルのです。

恐らく、

若い歯科医師たちや、

学生諸君には、

気づかないと・思います。

そのくらいの・瞬間芸なんです。

が、

歯科医学って、

それが・決め手・なんです。

歯科は・どうなるんでしょうか

昨日の早朝、

弟子からメールが・届きました。

先生、

添付したYouTubeの動画を見て下さい。

まさに、

この患者さんが、

新患で来院されました。

私が・仕事を受ける事ができるでしょうか?

そういう文章が・添えられていました。

昨日は、

私も・お休みを頂いていました。

ゆっくりと、

珈琲でもと・思って・準備していた時でした。

YouTubeなど、

自分から・好んで観る機会は・ありませんので、

世間知らずの私は、

世俗の垢には・無縁だと・思っています。

で、

再生ボタンを押して、

眼にした動画。

都心で歯科治療を行う女医の・症例に対する講釈。

脳味噌が・溶けそうに・なりました。

この人、

本気で・そう診断してるの⁉︎

ご本人が・何を・どう考えるのかは・自由ですが。

昔は、

専門家が・専門家に対して・症例考察する際には、

厳然とした・ルールが・在りました。

直上の・兄弟子なり、師匠から、

厳しい指導を受けて、

ふるいに・かけられるように・さまざまな間違いが、

指摘サレ・叱られ、

歯科医学の・原理原則の範疇に正された

治療行為だけに、

症例披露の・機会が・与えられたのです。

ですから、

観てる側も、

立派・学閥の違いからの・考え方の相違は在れど、

勉強に・なりました。

一定の・高いレベルの治療だけを、

眼にすることが・当たり前だったのです。

が、

インターネットの普及によって、

私が・恐れていた事象が・正に・現実・普通に・なったのです。

誰に干渉される事なく、

誰でもが、

自作自演できる・時代が到来した結果、

この阿呆歯科医師の・妄想に近い診断が、

一方的に・自由に、

発信され、

まだ経験浅い・将来の宝たちを・翻弄させる弊害を産むことに・なったのです。

で、

動画を見終わった私は、

弟子に・電話を入れました。

君は・アレを・どう思うんだね?

この女医の手で・崩壊に至らしめられた・無惨な口腔を

これから治療に着手するには、

余程の経験と・度胸がなければ・受けられません。

弟子は・言いました。

先生、ヤバイですよね?

この女医。

どういう考え方・なんでしょう?

あのなっ・この方の凄いところは、

完全に・自分の診断を・信じてるんや!

ただし、学問的には・ありえんわな。

君が・それが・解っていルンやったら、

それで・よろしい!

で、

君は・どう考えるんや?

そこから、

長い考察のキャッチボールにて、

休日の・午前中が・費やされたのです。

歯科治療は、

単に・手を動かせる前に、

詳細なる・考察が・必須なのです。

ゆとり・ある・心

大型書店の駐車場から

車を出そうと・エンジンをかけたや・否や、

斜め前に駐車した車が、

我・先にと、

車をだしたのです。

ところが、

ちょうど、

入庫しようと進んできた軽自動車と、

ハチ合わせ・状態に・なりました。

こりゃ・どっちかが・バックしないと、

無理やな。

ヘタしたら、

喧嘩が・始まるかも?

出た車のハンドルを握るのは、

恐らくは60歳過ぎたばかり・であろうと・思われる

絶対に・モテないであろうと・確信できるオヤジ。

で、

入庫してきた車には、

おっ‼︎

絶世の美女2人が、

困り顔。

普段であれば、

眼が商売道具である私は、

眼に負担をかけないように・かけないように、

意識して・過ごしています。

ですから、

道行き交う人など、

見えていても・見ていません。

が、

私の眼は・正直者の証。

絶世の美女に、

瞬時に・ズームアップ。

結局、

意地でもバックしないぞオヤジに恐れを成した

可哀想な軽自動車は、

慣れないハンドルさばきで、

道を譲ることに・なったのです。

オヤジは、

礼を示す訳でもなく、

サッサと・消えて行きました。

その瞬間、

美女2人の・つぶらな瞳が、

私の眼と・重なったのです。

当然の摂理でしょう。

片手で、

どうぞ・お嬢さん方・お先に。

私の車の・ちょうど前あたりで、

お嬢さん方が・微笑んで・ペコリと

頭を下げる姿に、

私も一礼したのです。

買い求めた書籍数冊をシートに置き直して、

先程の出来事に、

行儀の悪い奴らが増えたもんだと、

感慨深く・思い事していたら、

あのぉ〜・先ほどは・ありがとうございました。

フム?

あの美女2人では・ありませんか!

その後の展開については・後日の・ご報告。

しかし、

私に染み付いた【紳士道】である、

ゆとり・ある・心が、

大きな成果の原動力と・あいなった訳です。