月別アーカイブ: 2021年5月

歯は・語る

先ほど・ご紹介した・症例。

さぞ・その異形に・驚かれたこと・でしょう。

人生は・楽しい事ばかりでは・ありません。

歯を・食いしばって・生きる。

過剰なる・ストレス下に・晒された・結末。

歯槽骨に・大きな・変化を顕すのです。

歯科医師は、歯だけを・診てはなりません。

人の・心の内に、

あたかも・浸透する【水】のように・変化して、

患者さんの・病の原因究明に努め、

共に、

解決策を考え、

共に、

患者さんのために・祈りを捧げなければ・なりません。

歯は・語ってくれるのですから。

それが、

歯科医師の・仕事。

総合歯科診療

凄まじい・口腔所見です。

上下・顎全体、

粘膜部分にも、

痛みを・訴えて・来院された・女性です。

さまざまな・丁寧な・手当てにて、

ここまで・激変・しました。

写真は・仮歯の・状態です。

最終修復は・もう少しです。

患者さんの・当初の痛みは・消失しています。

歯科医師人生を・歩んで

歯科医学が、私の世界・全て・でしたので、

それは、ソレは・人生を堪能しているんだろうと・思います。

が、

悩み、苦しみ、怒り、

そのような気持ちを抱く時も・あります。

楽しい、嬉しいこと・ばかりでは・ありませんよ。

仕事・ですから。

ただ、

歯科医師として・誠実に・生きた・という自負は・あります。

そのことで、

歯科医師だからこその【眼】と【勘】が、

自ずと・身についたと・思います。

ソレが・私をカトリックへと誘ったのだと・思います。

人として、

赦す事が・1番・大切なんじゃないか!

そんな風に・感じて・生きています。

副作用

新型コロナウィルスのワクチン接種した昨日、

空は・珍しく快晴。

マリリンとラッシーを連れて、

結構・遠くまで散歩するという・長閑な平日の休日を楽しみました。

週休2日制・今では・当たり前な習慣なんでしょうが、

母を引き取ってから、

歯科医師になって・初めて採用したのです。

スタッフには・お休みを与えても、

私は・ずっと・働き尽くめ・でした。

医者が・休んでて・どうする!という気持ちと、

もっと・もっと・上手になりたい!

その気持ちが・重く・大きく、

私の背中を・押していたからです。

最近の母は、

虎屋の最中を買って来て欲しいの、

黒糖かりんとう・が食べたい、

山形の佐藤錦を買って来て、

などなど、

食べることなら・お任せください!

という看板を・立てようかしらと、

コロコロと・笑うように・なりました。

新型コロナウィルスの予防接種も、

息子より早く・受けて、

母は・人生の最終章を、

幸福に包まれていると・思います。

母とは・縁が薄かったのです。

私が42歳の歳に、

常人ならば・決して生涯・許すことのできないことで、

私の人生は・大きく軌道修正する羽目になりました。

ただ、

その経緯から、

私は・生きる強さを・身につけられたのです。

戦う前に・自己の実力を養うこと。

戦うには・鉄砲と弾が・いるんだぞ。

補給線も・大切だ!

全てが・整うまで、

じっと・頭を下げて・耐えろ!

そう・言い続けて・時を重ねて・きたのです。

無論、

私の云う、

鉄砲と弾と云うのは、

歯科医師としての・実力です。

本業の・絶対的安定こそが・私の武器である!

そう信じて・歯を食いしばって・修練したのです。

今、

私の技術と・診断は・絶対的に・安定した強さを持っていると

思って・います。

歯の病は・治せますから。

私さへ、

健康に注意していれば、

後進に・追い越されるという・脅威は・皆無です。

今の若い歯科医師たちは、

上質で・上品な環境を・経験したことが・ないのでしょう。

パリの・バンドーム広場のホテル・リッツでの

ブラックタイのディナーとか、

モナコでのカジノ。

優れた空気が・人を創ることを、

この歳になって・よく分りました。

物を観る眼は・三代かかル・と言いますが、

今こそ、

若い歯科医師たちの云う、

根拠と・予知性のない・言葉だけの・最新治療に、

私は・嘲笑しながら、

その後始末に・明け暮れて・います。

ですから、

患者さんが・増える一方です。

生きる時間を・重ねる過程にて、

カトリックの洗礼を・受けたのが55歳の・復活祭の夜。

神様が、

許すことを・お導きになられたのだと・感じています。

毎日、毎日が、

別の意味での・新しいことの経験の連続。

自分を長持ちさせる生活へと、

徐々に・移行しつつ、

胸に燃え盛る・歯科医学への情熱のエネルギーとの調和。

これが、

この数年の・課題だと・工夫しながら、

リズムを作っています。

で、

あれっ・起床してから、

左の肩が痛くて、上り難いぞ。

困った!

そういえば・昨日・ワクチン打ったんだっけ!

おもしろい・傾向

私ん処の・診療所は、

県外からの・患者さんが・大勢にお越しになられます。

新型コロナウィルスの中、

ありがたいことです。

遠くまで・自家用車で、

ホテルに泊まりコシで、

さまざまなる・工夫を凝らして、

お越しくださいます。

そんななか、

県内の方も・徐々に・増加してきました。

医師や・歯科医師・薬剤師・医療関係者が・多いです。

で、

自然と、

近々の・歯科治療の質を・凡そ・把握できました。

ついでに・おもしろいのは、

転院されてこられた医院、

だいたい・決まって・いることでしょうか?

ホームページでは・書きたい放題ですね。

大丈夫・なんでしょうか?

あの・自信は・何処から・来るんでしょう?

ホームページに・全ての叡智・使い果たして、

治療の時には、

力・尽きているんでしょう!

そんな風にしか・考えられない・歯の破壊行為。

傷ましいですよ。

根管治療から・修復治療まで、

何が・行われているのか、

さっぱり解らない。

年がら年中

お休みを・いただいたのですが、

イケマせんね。

こんなこと・してる暇があったら、

入れ歯の・人工歯の配列技工でも・すれば・良かった・とか、

細菌培養実験も・途中であった・とか、

あれこれ・後悔して。

それにしても、

ほぼ26時間くらい・眠り続けて・いたようです。

ただ・その後が・イケマセン。

全く・眠れなく・なりました。

体内時計が・狂ってしまう。

几帳面な・生活リズムが・狂ってしまうことに・脅威を・感じたのです。

今日、

何としてでも、

元に・戻さねば・と。

だから・休みが・嫌いなんです。

梅雨の・東雲

2月10日に、

宮城県へ急襲し、

母を連れ帰ってから、

凡そ3ヶ月。

介護にて、

ほぼ無休状態。

ボロボロになった母の傷を癒すのに、

四苦八苦。

色んな方々の・ご協力にて、

何とか。

皆からの助言にて、

昨日は・お休みを頂きました。

母は・預かっていただいて、

夜の7時半に街へ出て・驚いたのです。

真っ暗。

飲食店は・ほぼ閉店。

外食する所が・ありません。

そんな・ことにも・気づかない暮らしだった・のです。

お休みをいただいても、

県外などは・もっての他と、

市内のホテルにて・ゆっくりしようと、

チェックインしながら、

またまた・驚いた!

ロビーに・人が居ない!

世間とは・全く一脱した・生活だった・のですね。

仕事と・介護。

大したこと・していないのですが、

やはり・気が張って・いたんでしょう。

犬からも・開放されて、

一人キリも・良いもんだ・なんて。

疲れが・取れたかって?

イヤイヤ・取れませんよ。

色んな・責任を・背負っていますから。

瞼が・ピクピクと・痙攣します。

爆睡して・目覚めたら、

こんな・贅沢な時間を・過ごして・良いのかしら・と。

また・眠れなくなって、

気がつけば、

空が・白ずんでいます。

また・診療に・追われます。

しかし、

この新型コロナウィルスって、

いつまで・続くんでしょう。

気が気で・なりません。

診療所を預かる身にとって、

脅威ですから。

朝風呂の準備が・整ったようです。

さて、

始動開始と・いきますか!

ちょっとだけ・一休み

昨日は・休診を頂きました。

その前夜、

10時くらいでしょうか?

床に入って、

起床したのが・朝の8時半を・少し過ぎた頃合い。

寝過ぎ・ですね。

しかし、

あぁ・今日は・お休みだったな・と。

もったいないから、

もう少し・寝ようかな。

で、

再び・布団にもぐって、

手足を・伸ばし。

知らぬ間に・意識がなくなって、

ふと・目覚めたら、

午後の2時半を・十分に回って・おりました。

ヤバイかも。

でも、

せっかくの・休み・じゃないか。

もっと・寝ていよう!

で、

また・床に。

次に・目が覚めたのは、

午前0時・過ぎ。

しかし、

そこからが・イケマセン。

寝過ぎで、

全く・眠れなく・なりました。

布団で・何回も・寝返り打っては、

起きて、

でも、

寝なきゃ・と、布団に戻り、

寝返り、

で、

また起きて。

紫陽花が、花瓶から溢れんほどに。

眼前のお仏壇を視界に、

院長室にて・慌ただしい合間の一服時に、

また、母からの電話を告げる携帯電話の振動が激しさを・増しています。

日中に、20回くらいでしょうか。

時々、

掛け直しますと、

ほぼ、出ては・くれません。

タイミングが合うのが・偶々で、

恐らくは、

部屋の中・懸命に歩いているのでしょう。

息子から・歩かねば、足腰が弱って、寝たきりになるぞぉ〜・と、

そんな風に・なりたくないのでしょうね。

首からぶら下げた・携帯電話なんですが、

一つのことだけに・必死で集中しているのでしょう。

どうしたん❓

すると、

運動したりや、

携帯電話を研究中でね・難しいねぇ!

で、

おはよう・あなたは、元気?

何でやねん・朝、会ったやないの。

そんな会話を・終日・繰り返すように・なりました。

人を診る仕事に就いて・35年になります。

本当の意味での【診る】事が・できていなかったことに、

気づいた・今日この頃です。

私の入れた人工の歯は、

人の・それぞれの暮らしの中で、

共に・過ごす訳です。

歯に掛けてきた人生の終盤戦ですが、

歯科医師としての・職責を・改めて再認識しています。

掌の中で、入れ歯を包みます。

指の腹で、入れ歯を探ります。

白桃を・触るように、入れ歯に触れます。

それが私の入れ歯治療の・基本でありましたのに、

もう少し足りなかった・何かが・見つかったような気がします。

母からの・褒美でしょうか。

痛みを・取り除けない・歯医者

おかしいでしょっ!

歯の・痛みを・取り除けない・歯医者って。

親知らずの抜歯後の・ドライソケットの激痛。

根管治療中に・突然・発症した・激痛。

根管充填後の・持続的な・鈍痛。

当事者たる・歯医者さん。

ご様子を・みましょう・って

何して良いのか・わからない時に、

医者が・使う・常套句。

最近、

そういう新患の・患者さん・多いこと・多いこと。

どれどれ・と、

その歯医者さんの・ホームページを観てみると、

だいたいは・判り・ますね。

診る・視点が・我々とは・大きく違いますから。

歯の治療で・暮らしの収入を・大きく得たい ・という想いが

大き過ぎるんですよ。

歯の仕事を・誠実に・繰り返し・繰り返しの・日常。

収入なんて・後から・着いてくるモンなんです。

ですから、

全然、

上手に・ならないのでしょう。

上手く・いかないから、

他の治療方法へと・浮気するんです。

ちっとも・落ち着きが・ないんで、

自分の・技術が・身につかない。

そういう歯医者さん・多いですね。