月別アーカイブ: 2021年6月

おもてなし

この時期になると、

いろんな方からの頂き物が・届きます。

儀礼的な品・も多い・と云えば・不謹慎なんですが、

逆に、

おっと!

吟味し・考えて・試みて・という

心のこもった・珍しい・嬉しい・お品を

吉祥寺開業の小出明医師の細君どのは・届けてくださるのです。

いつも・いつも・ほぉ!と、

包みを開いて、

細君どのの・表情を想像しています。

で、

私は、

細君どのに・返礼のお品を・考えて・考えて。

で、

ゲランの・エステ・チケット。

女性は、エステでの至福の時を過ごす習慣が・必要です。

私は・そう・思っています。

男が、車や・時計に・こだわるのと・同じです。

小出明医師は・真面目すぎて、

女性心に・疎いのかも・しれません。

内助の巧・という言葉を、

教えねば・なりませんね。

これが・きっかけで・小出君が、

細君の鞄の中に、

さりげなく・ゲランのエステのクーポン券を

秘かに・入れておけば・合格!

男は・ドーンと・身銭を切ることも・大切何ですぞ。

せんせ〜い・勘弁してくださ〜い・という電話が・入るかもしれませんが、

私は、細君どのの・味方なんです。

なんで・痛みを・とれないの?

私は、お一人の歯科治療に、

1時間半から2時間。

精密な作業を・必要とする場合には、

半日、

もしくは・まる1日ががりで、

手当てに・勤しんでいます。

むしろ手術の方が、

短時間かも・しれません。

麻酔の奏功時間が・ありますから。

修復治療、根管治療は、

丁寧さを・追求すると、

気が遠くなるくらい・手間暇・かかるんですよ。

その合間で、

初診の患者さんに・接遇します。

興味深い・こと。

私のような・自費治療だけの歯科医院を受診するには、

患者さんの側には・大変な決断が・必要だと思います。

なぜなら、

いくら・掛かるんだろう?

費用のことが・心配だからです。

ですから、

患者さんの側で、

受診するに至るまでに、

勇気が必要なんだと・思います。

で、

考え、悩んで、

それでも・ヤッパリ!

そこで・私の診療の電話番号に。

ということは、

緊急性のない、

複雑な症状なり、

歯科医師不信の塊・のような方々が、

大きな口腔の悩みで・お越しになるのです。

ということは、

痛くて・痛くて・堪らない・という緊急性の無い方ですので、

私・患者さんの・両者が、

じっくりと検査し、

じっくりと・治療を行ない・というスタイルに・なります。

ところが・最近では、

歯科に通院し、

治療しながら、痛い。

で、

当の主治医が、

どうやって・痛みを取り除いたら良いのか・解らない。

そんな・新患の方が・増えたのです。

拝見しますと、

全く・難しく・ないんですよ!

本当に・基本的な事柄が・抜け落ちて・いるだけ・なんです。

三枝デンタルオフィスの・香り

来院された・患者さんから、

しばしば・言われるンです。

先生ところは、病院の匂い・が全く・しませんね。

アルコール臭く・ない・ので、

反射的に・恐くなりませんよ。

むしろ・恐いのは・先生だわ!

ソレは・ソレは・・いけませんね!

私は・匂いに・敏感ナンです。

診療所は、

完全空気循環体制システムで、

アロマは・コレっ!

シカゴの・ドレイクホテル、

ニューヨークの・エセックスハウスや・ピエールのロビーの

独特な・香り。

私は・好きな環境下で・仕事したいのです。

マセラティ純正の・アロマは、

私の・好みナンです。

ちなみに、

香水は・ディオールのを・愛用しています。

 

 

ちょっとだけ・ひと休み

この金、土、日曜日の3日間、

お休みを・頂きました。

訳ですか。

充電する・時間が・欲しかったのです。

母を引き取ってから、

さまざまな事に、気づいたのです。

人の・一生とでも・云いましょうか?

歯科医師として・人生を・と重く受け止めて・います。

私しか・できない・歯科治療のために、

更に・精進すること。

ただ、

休息も・必要であることも・認識しました。

昨日は・完全武装で、デパートの食品売り場へと。

虎屋のもなか、

さくらんぼ、

海鮮お煎餅、

などなど、

母の好物も・判ってきましたので、

買い求め、

しかし、

こういうのも・結構、時間がかかるんですね。

随分と長い間、

わざわざデパートで・食品を買うなどということは・無かったモノですから、

習慣が・変わったことのキッカケに、

感謝しています。

で、

持ち帰り、

母に・デパートの紙袋を見せて、

この紙袋、1枚が50円も・するんですね!

でも、

やっぱり、

デパートでの買い物は・紙袋でなきゃ。

虎屋は・流石。

店員さんも、

私が毎週、

粒あんを3個、こし餡を3個、

決まって購入するモンですから、

私を見るなり、

いつもの・ですね?と、

ささっと・用意してくださり、

キチンと・虎屋の紙袋に・詰めて下さるのです。

袋は有料ですが・などという・野暮な台詞は・ありません。

虎屋が・虎屋たる所以ですね。

この・もなか。

毎週の恒例行事に・なりましたが、

母は、

6個、

一気呵成に・完食するんです。

当初、私は・知りませんでした。

1日に、1個かと。

それならば、

日毎に、1個ずつ・渡せば良いのでは?という考えも・あるかもしれません。

が、

私は・買い求めた品は、

全部、

その場で、母に渡す流儀です。

なぜって?

ベッドの上に、

紙袋から、順番に・並べて、広げ、

イッパイだねぇ!

心が・豊かになるねぇ。

幸せだねぇ!

幼児のような表情で、

お菓子や・果物を眺める母。

87歳なんです。

もう・十分に・生きてきた母です。

食べ過ぎて・体を壊しても・構わない・と。

大人同士の・会話など・成り立ちません・今では。

人は・帰るべき処へと・帰るんだな。

そんな・気持ちで・母を見ています。

母にお菓子を渡して・時間を作り、

雑誌を眺めたり、

漫画を楽しんだり、

そんな自由な、

歯から離れた・休養を・楽しんでという処です。

痛快な・気分

紺碧の艦隊・というアニメに

ハマって・しまいました。

帝国海軍の連合艦隊司令長官であった・山本五十六元帥が

ラバウルにて戦死した後に、

後世と云う・空想の時空にて、

高野五十六として・生まれ変わり、

列強を相手に・暴れ回り、

勝ちに・勝つという展開は、

新型コロナウィルスにて、

ナントモ言えない・暗澹なる沈んだ心が、

スカッと!

気持ちが・晴れ晴れと・していますから、

当然、

その影響は・治療の方にも・良い影響を・及ぼすんです。

最近、

根管治療が・歯科界では・トレンドに・なっているようです。

ですから、

いろんな・説や、方法が、

勝手気まま・に、紹介されている様子を、

鼻で・フンっ・と、

バカにしながら・傍観しているのです。

そもそも・芸事というものは、

そんじょそこらの輩が・簡単に・真似しても、

すぐに・身につくモノでは・ありません。

まぁ・一人前になるまでには・最低10年は。

それが・まぁまぁの・スタートラインであって、

そこからは、

ずっと、

工夫に・工夫を重ねながら、

キリは・ないのです。

そういうモノですから、

芸事・ってモノの・魅力があり、

自分の人生を・費やすに・値するんですよ。

悩み、反省し、再評価、

その繰り返しから、

知らず知らずのうちに、

技術は・身につくんです。

私は昭和60年から

根管治療の講義を

日本歯科大学の川崎幸一教授から・受け始めました。

小柄で・スマート。

髪は・丁寧に七三。

が、

時々、後髪に寝癖のためでしょう。

ピンっ・と、

櫛では・直せなかったのに・気づいていないのか?

気づいてても・放置していたのか・わかりませんが。

鼻筋の整った・眼光の鋭さは、

怖かったです・ね。

整った・ワイシャツとネクタイに・白衣。

講義での・解説は・非常にスピード感あるモノでした。

で、

時々に、

さぁ・あなた方の前には・道が二つに分かれます。

どちらの道を・お採りになりますでしょうか・という

先生の・口癖・決まり文句が・発せられるのを、

目は・先生の顔を、

手は・ひたすらノートにペンを走らせて。

後から、

大学の図書館で、

ドクター・イングル、

ドクター・グロスマン、

当時の巨星たちの著作と・ノートを重ねて、

自分ノートを・作っていた時代が・懐かしい。

ただ、

歯科医学の・イヤラしい処は、

頭で・解っていても、

手先が・自在に・動かなければ、

全く・役に立たない・という処。

ひたすら、

毎日の治療を・大切に、

工夫し、

考えながら、

その・繰り返しが・決定的な・分岐点に・なるんです。

まだまだ・ありますよ。

基礎医学の論文を・常に身近におくことですか?

治療本体が、

連合艦隊に例えますと、

空母でしょうね。

その周辺を、

解剖学・薬理学・生理学・理工学・組織学などの

さまざまな基礎医学が、

戦艦・駆逐艦・潜水艦のように、

取り囲んで、

初めて、

戦が・できるんです。

その辺りを、

最近の若い歯科医師は・見落としているように・思えてなりません。

直ぐに実践できる学問っていう類は・偽物なんですよ。

山本五十六元帥の言葉として有名な

常在戦場。

そういう心構えと・日常が、

真のプロフェッショナルを・造るんです。

私の根管治療の原点は、

川崎幸一教授の根管治療です。

その原点に・至らしめんがために、

丁寧に・丁寧に。

ですから、

手用リーマー、ファイルは必須です。

無論、

無菌的治療のための・ラバーダム防湿は・当たり前。

正確な根管形成と・機械的なクリーニングのために、

当時は無かったマイクロスコープを・25年前から

使い始め、

根管の解剖の複雑さ・のために、

手用リーマー、ファイルでは・取りきれない汚染物質を、

マイクロエキスカにて。

根管のケミカルクリーニングも・徹底しています。

勿論、

ヒポクロに・始まり・ヒポクロに終わる・という

川崎先生の・決まり台詞・通り。

ニッケルチタンファイルですか?

持っています。

メーカーの方・直々に個人教授していただき、

1、2度、

使ってみました。

で、

物置・直行。

私の・根管治療には・不要です。

根管充填は、

当然、

ガッタパーチャポイントとキャナルス。

私は・川崎エンドという枠に・入ったんです。

この枠に入って、

綺麗に・入れきれるようにと、

四半世紀は・必要でした。

科学に・終わりは・ありません。

もっと、

ミクロの世界を楽しめるようにと、

今をもってしても、

道・半ば・なのです。

根管充填の後の・レントゲン所見で、

気分爽快に・なりたいために。

咬合・崩壊

最近では、

AIという言葉が・一人歩き・しているように・思います。

デジタルカメラ印象ですか?

CAD/CAMによるミリングマシーンですか?

歯科治療の現場においても、

人の手・から・機械・へと、

代わる・時代が来たんだぞ・的な・風潮が・脚光を浴びています。

私ですか?

フフンっ・ってところでしょうか?

鼻で・笑ってます。

そもそも・職人芸という言葉に・こだわりを持って、

修練してきた・四半世紀という時間。

機械に・負ける筈ないじゃ・ないですか。

人間・便利すぎちゃぁ・イケマセン!

考える・ってこと・できなく・なっちゃいますよ。

自分の目で・視ながら、

自分で・何かを・見つけて、

自分の手で・工夫しながら、

思うように・動かない自分の手先に・悔やんで、

苦しんで・もがいて、

それを・何回も何回も・繰り返すことで、

やっとこさ・身についた・技。

そういう・状況の中に、

常に・自分の身を・埋没させることで、

初めて・生まれる【勘】

なんで・そんな話題を・という訳は、

本当に・歯科治療の質が・落ちてるんじゃないか?

なんて・呑気な時期は・とうに・過ぎ去って、

中途半端な・甘い・淡い・期待から・為された・治療という名の

破壊行為。

1本の歯の・アマイ治療が、

決定打の・序曲になるんですよ。

もう・どうしましょっ・ってほどに、

患者さんを・苦しめておられる・そもそもの原因は、

歯科医師が・造ったモノだと云うことに、

そろそろ・みんなが・気づいて・きていることを、

歯科医師は・自覚しなければ・ならない時期に・きていますよ。

ドミノ倒し・のように、

崩壊しつつある・正に・その最中の・症例ばかり。

毎日、毎日、

手当てに・追われています。

だからこそ、

なにが・時代はデジタルだ!

なんて・薄っぺらな・言葉に、

バカ言ってんじゃ・ねぇよ!

そんな・心境なんです。

本当に・歯で・困った・患者さんって

おかげさまで・三枝デンタルオフィスは・盛況です。

スケーリングも、

メンテナンスも、

何から・何まで、

歯科医師である・私が・行っていますから、

自分で・自分を・忙しくしている・のかも・しれません。

が、

実際に・自分自身で・行うことが、

逆に、

大切なんだと・考えています。

気づく・からです。

で、

難症例の・多い・三枝デンタルオフィスです。

歯科治療という名の・破壊行為にて・崩壊した・口腔の多いことに、

矛盾を・感じています。

私は・決して名医では・ありません。

ただ、

丁寧に・手当てに・勤しんでいる・だけです。

こんな訳で、

1日に・診察できる患者さんの数・少ないのです。

初診の際に、

頬を・涙・流す・患者さんって・多いのです。

そんな患者さんの・歯科医院なんです。

仕事の・業績

ホームページの・業績欄を

久しぶりに・更新しました。

ちょっとだけ、

手抜き・していたのです。

新型コロナウィルスの・お陰で、

大変な・毎日を過ごしていますが、

日本歯科大学・新潟の歯科放射線学講座の小椋教授と共に

創った・勉強会は、

小椋先生の・リーダーシップの・お陰で、

確かな・一歩を・進めて・くれています。

確かな臨床を・行うためには、

研究というジャンルに、

身を・置くべきです。

そのことで、

知らず知らず、

客観的な・眼が・養われるからです。

臨床の方も、

この1年半で、

テクニックの改良を、

さまざまな・ジャンルで・行いました。

大学病院にて、

ご披露・できると・思います。

頑張れ

新型コロナウィルスの・脅威など・なんのその!

そんな強気の・根拠は・どこに・あるんでしょうか?

街は、

何もなかった・かの・ように、

人たちが・ひしめく気配を・感じ初めています。

無防備と、形だけの配慮、パフォーマンス。

それと、

完全無欠の万全な防御体制は、

一見・区別がつかない・のです。

しかし、

結果は、全く逆。

診療所の責任者でありますから、

この1年半の・緊張感の継続は、

誠に・疲れました。

で、

まだまだ・先は・一向に・見えません。

ワクチンについても、

抗体の維持は・半年程度。

ならば、

年末には、

さらなる・ワクチンの再接種を・受けなければ・なりません。

が、

初めの・一歩でさへ、

この状況ですから、

再接種など、

偶然にして・この不幸な時期を

為政者や・行政の執行者の立場にある・人たちに、

その方々の・今まで完全保証された上で身につけた・思考回路には、

正解さへも・ないのかも・しれません。

日和見・という言葉が・あります。

人生の過ごし方にも・色々ありますが、

私は、

背丈より高い・眼前の荒れ野の・木々を・切り倒し、

草を刈り、

沼を埋め、

橋を掛け、

細い道を・造り・造り、

少しづつ・少しづつ、

前へと・進んで、

今に・至っています。

無論、

その際には、

なんの保証も・ありませんから、

力尽きれば、

方向を・見誤れば、

それで・おしまい!

青春期からの出口は、

そのような・長いようで・短い・時間でした。

自分の進むべき道。

その方向の・根拠。

それは、

自分の・勘。

不確かで・危うい・と思われるかも・しれません。

が、

野生を、

そのなかで・身についた・勘こそ、

最も・信頼すべきものと・信じています。

あとは、

挫けない、

投げ出さない、

折れない、

言わば、

継続でしょうか。

ですから、

何度も・何度も、

自分で・自分に、

声がけ・して・きたのです。

頑張れ・って。

頑張れ・という言葉は、

自分に・向かって叫ぶ・言葉だと。

三枝デンタルオフィスは、

本当に・歯で困った患者さんの・砦にしようと、

思い立った青春期。

既に・初老の域に・足を・踏み込んで・しまいましたが、

老獪なる・知恵と工夫をも、

体力の低下・とは・反比例し、

身についたことも・実感しています。

歯科医学は、歯科的疾病を・治すこと。

私の手にする・その武器は、

日々・進化し続けて・います。

その時・時で、

頑張れ・って、

叫んでいることも・事実です。

当たり前・でしょうか?

ふと・思ったんです。

食事をいただく際に、

食卓に向かって、

両手の掌を・合わせて、

いただきます!

と、頭を下げる家庭って、

どれほど・あるんだろう?って。

情報、物質、何から何まで、

衣食住に恵まれた境遇が、

人から、

大切な、

何かを・忘れさせたんじゃ・ないかと。

私は、

患者さんと・毎日・接して・生きています。

その積み重ねた・年月が、

私に・神さまの存在を・感じさせて・くださったのでしょうね。

そんな宗教的な言葉を・書くことさへも、

この国の人の・一部は、

偏見の目で・見る様です。