ちょっとだけ・ひと休み


この金、土、日曜日の3日間、

お休みを・頂きました。

訳ですか。

充電する・時間が・欲しかったのです。

母を引き取ってから、

さまざまな事に、気づいたのです。

人の・一生とでも・云いましょうか?

歯科医師として・人生を・と重く受け止めて・います。

私しか・できない・歯科治療のために、

更に・精進すること。

ただ、

休息も・必要であることも・認識しました。

昨日は・完全武装で、デパートの食品売り場へと。

虎屋のもなか、

さくらんぼ、

海鮮お煎餅、

などなど、

母の好物も・判ってきましたので、

買い求め、

しかし、

こういうのも・結構、時間がかかるんですね。

随分と長い間、

わざわざデパートで・食品を買うなどということは・無かったモノですから、

習慣が・変わったことのキッカケに、

感謝しています。

で、

持ち帰り、

母に・デパートの紙袋を見せて、

この紙袋、1枚が50円も・するんですね!

でも、

やっぱり、

デパートでの買い物は・紙袋でなきゃ。

虎屋は・流石。

店員さんも、

私が毎週、

粒あんを3個、こし餡を3個、

決まって購入するモンですから、

私を見るなり、

いつもの・ですね?と、

ささっと・用意してくださり、

キチンと・虎屋の紙袋に・詰めて下さるのです。

袋は有料ですが・などという・野暮な台詞は・ありません。

虎屋が・虎屋たる所以ですね。

この・もなか。

毎週の恒例行事に・なりましたが、

母は、

6個、

一気呵成に・完食するんです。

当初、私は・知りませんでした。

1日に、1個かと。

それならば、

日毎に、1個ずつ・渡せば良いのでは?という考えも・あるかもしれません。

が、

私は・買い求めた品は、

全部、

その場で、母に渡す流儀です。

なぜって?

ベッドの上に、

紙袋から、順番に・並べて、広げ、

イッパイだねぇ!

心が・豊かになるねぇ。

幸せだねぇ!

幼児のような表情で、

お菓子や・果物を眺める母。

87歳なんです。

もう・十分に・生きてきた母です。

食べ過ぎて・体を壊しても・構わない・と。

大人同士の・会話など・成り立ちません・今では。

人は・帰るべき処へと・帰るんだな。

そんな・気持ちで・母を見ています。

母にお菓子を渡して・時間を作り、

雑誌を眺めたり、

漫画を楽しんだり、

そんな自由な、

歯から離れた・休養を・楽しんでという処です。