生きる


これでも、

カトリック信徒なんですよ。

ですから、

毎朝、

祈りの本を・開いて、

1日を・スタートします。

生きている・と、

生きていく・は、

大きく違う。

今日は、

この言葉が・目に入りました。

身体に・ビシリと・鞭打たれた・想いに・なりました。

歯科医師の・日々に生活は、

大変な・エネルギーを要する・なんて、

歯科大学の学生時代には、

思いも・しませんでした。

が、

実社会において、

歯で本当にお困りの患者さんにとっての・最後の砦であろうという

私の決意を・全うするには、

大変な・エネルギーが・いるんですよ。

そんな話を・していると、

母が・元気なときに・贔屓にしていた着物屋さんが、

お越しになられました。

先生からのご注文の・お品・お届けに参りました・と。

母の・死装束です。

絹のなかでも・最高のお品です・と。

健在の母に対して・不謹慎だとは・思いません。

母・最後の衣装は、

母の贔屓の店の・店主の見立てで・旅立ちさせてあげる事。

これが、

長男としての・最後の親孝行だと・考えてのこと。

生きているからこそ・できる・準備なんです。

備えよ・という言葉・好きなんです。