母という病、父という病


今、新しいホームページを製作中です。

この企画は、私の治療を実際に受けた女性の患者さんの手に依るものです。

今までの歯科医に無いホームページを創ってくれようと頑張って下さっています。

その姿勢がズッシリと伝わるので、私も言われるままに協力しています。

そういう訳も在って、私は馴れぬ手で、日本中の歯科医のホームページを観るように努めています。

これが結構面白いのです。

で、特に興味をひいたのが、先生のかあちゃんが主役を食って登場しているのホームページです。

一体、ここは誰の診療所なのか判らぬ処も在りました。

こう言うホームページって結構多いんですよ!

ー この先生、サゾカシ肩身の狭い生活だろうに!可哀想! ー

と、考えてしまうのは私だけでしょうか?

かあちゃんがデシャバルのが悪いとは思いませんが、
明らかにデシャバルと受け取れる医院のかあちゃんは、
みんなが歯科医でないのが共通点でも在りました。

専門知識と医療の心の教育を受けていないから、このような恥たる行いができるのでしょう。

凡そ小規模の自営業においては、かあちゃんは控え目であるべきと思います。

出来れば、資格をもっていないかあちゃんは診療所には出ないで、
時たまスタッフにお菓子でも差し入れる位が上手くいくものです。

院長のかあちゃんが、判りもしないのに、アレコレとスタッフに指示する事は邪魔以外の何物でもありません。

アパホテルのかあちゃんみたいなのは稀と言って良いでしょう。

父という病、母という病と云う本が在ります。

母性の種類、程度を確りと認識できることが肝要です。

兎も角、強くなりすぎたる女性、弱くなりすぎた男性。
何事も程度が大切だと思いませんか?