親孝行


昨夜は随分と夜遅くまで

新潟に住む愚息と、

電話にて話し込んでいました。

私が新潟へ参ります時には

大学からの帰宅が深夜となるために

ゆっくりと話をすることで出来ません。

愚息は、

床の卓袱台に、

ジャックダニエルのボトルとグラスを下げてきて

「 さぁ、父ちゃん飲んだら? 」

ロックを煽る愚息に

大きくなったなと。

私の方は直ぐに眠くなり、

「降参!」

と、寝室へと這いながらという始末。

男同士というモのは、

なんとなく心温まる良いモンです。

昨夜の電話は、

男らしからぬ長電話。

それでも父にとっては、

嬉しい愚息からの親孝行だと。