まだまだ治療の半ばですが、


あの患者さんです。

今日は上顎の状態をお見せしましょう。

歯槽膿漏でブラブラの歯を残そうとする

心構えには敬意を表したいと思います。

が、

その無謀なる想いが、

この患者さんの治療を

こんな風にした原因なのです。

歯科保存学が専門の私ですが、

この場合には、

歯の保存よりも、

歯槽骨の保存を優先します。

抜歯です。

歯が全くありませんが、

綺麗な粘膜に仕上がってきました。

仮の総入れ歯です。

簡単には外れません。

ピタッと吸着しています。

下顎の状態です。

インプラント支台による仮歯を固定しました。

今日から、

お好きなモノをお召し上がりくださいと。

で、

お顔です。

初診時です。

 

で、

今日のお顔です。

今日からシッカリと噛むことで、

表情筋も活発化し、

頭蓋の骨格もシッカリしてきます。

そのためにグン!と若返りした表情筋肉に発達します。

そこで再度、

精密診断して、

最終入れ歯の歯の位置や形を決定するのです。