部分入れ歯への挑戦


あっという間に

夏が終わりました。

今年も最終シーズンに入りました。

歯科医師過剰にて、

酷しい歯科業界であるにも関わらず、

私の診療所は、

大勢の新しい患者さんに恵まれています。

私の歯科治療は、

【考える歯科治療】をモットウにしています。

手先が器用であるのは当たり前。

ですから、

まだまだ勉強しなければなりません。

噛む力は強大です。

歯科治療は、

この凄まじい力のコントロールへの計算に尽きると思います。

来年の課題は、

部分入れ歯に焦点を当てようと思っています。

歯科治療で一番難しいジャンルは

間違いなく、

部分入れ歯だと思います。

現在まで蓄えてきたノウハウで以て、

やっと、

部分入れ歯に挑む気持ちになりました。

超高齢者の治療においては、

外科的侵襲を極力、

避けなければなりません。

また、

唾液腺の萎縮による、

唾液の分泌量の低下から、

乾いた口腔環境が、

虫歯の多発を誘因します。

部分入れ歯の保持となる

残り少ない歯を

虫歯から守らねばなりません。

私の脳髄は、

部分入れ歯の設計の基本型を探し求めて

フル回転しています。

其れが私の現状です。