どこでもドア


今、時刻は夜の9時半少し前です。

川端靖成氏の小説【雪国】のなかの

あの余りにも有名な台詞のトンネルの中を、

東京へと、

ひた走る新幹線に乗車しています。

窓越しの冷気は、

カーテンを閉じても

腕、肩を襲うほどです。

都内のホテルに入れるのは深夜になるでしょう。

明朝は、

1番の羽田発のフライトです。

これなら、

通常の診療開始時刻には診療所に戻れますので。

今夜も、

睡眠時間を削らねばなりませんね。

今日の

日本歯科大学新潟キャンパスの景色です。

だから、

私はこの学舎で学ぶ学徒を贔屓するのです。

忍耐、

辛抱、

感謝、

感動、

様々な人としての情緒を

この厳しい気候が若人に

自然と身につけさせてくれます。

春から、

新潟がもっと生活の一部になる模様。

それも【縁】であり、

神様の【導き】だと感謝しています。

でも、

日本って広いですよね。

高松市から新潟市まで850キロ。

ドラえもんの【どこでもドア】が欲しい心境です。