歯科治療における感染防止対策 その6.


歯を削ると、削られた歯質が眼には見えなくてもIMG00244飛び散って室内を浮遊します。

この飛び散った削りくずは、凡そ2メール四方にまで及ぶそうです。
当然、治療する歯科医やアシスタントの顔や頭は、削りくず曝されます。

また忘れてはならないのは、治療椅子の周辺の器具も削りくずに曝される事です。

仮に歯を削られている患者さんが、C型肝炎の感染者であれば、
その患者さんの削られた歯の飛沫は感染源となるのです。

診療椅子のテーブルの上に注意して下さい!

テーブルの上を処狭しと色々な器具を置いてあったら御用心!

歯を削る時に使うダイヤモンド.バーの数々が並べて立て掛けてあったり、
薬瓶が並べて置いてあったりしたら、不潔この上なし!

治療テーブルの上は、さっぱりと患者さん毎に新しいものに置き換えねばなりません。