ストップ!ザ・無切開インプラント


痛いのはヤダ!

私も一人の患者としての立場であれば、

痛いのは嫌ですよ。

手術と聞けば、

そりゃ恐いですからね。

でもね、

手術中は麻酔が効いてますから、

痛い筈は無いんです。

麻酔注射の痛い先生は、

下手だと思って良いでしょうが。

最近話題となった

群馬大学医学部付属病院の内視鏡手術ミス連発事件。

同じ医師だったことで、

良く判るように、

要は、

その医師の技術的な問題だったのです。

何でもかんでも内視鏡手術。

そんな筈は無いのです。

万能な治療手技ってありません。

無切開インプラントも全く同じ。

患者さんの耳障りの良い

甘い囁きでしか無いでしょう。

適応症例って言葉をご存知ですか?

症状に応じて、

治療方法を選択する事です。

オールマイティな治療方法などありません。

まして、

痛くないから、

腫れないから、

それが大きな利点で全てを無切開インプラントするなら、

それは阿呆でしょう。

無切開インプラントを推奨する医師に問いたいですね。

患者さんのお許しを頂いて、

粘膜を開いて、

本当にキチンと出来ているのかチェックしませんか?

イエテボリ大学のリンデ教授の言葉を知らないのでしょうか?

私は自分の目で直接見た骨しか信じない。

私は自分の手で直接触れた骨しか信じない。

インプラント手術は切開すべきである。

私はこの大家の声を信じます。