私の流儀


家督を継ぐことと、

家業を引き継ぐことを

私は別物として考えてきました。

時代は移り変わり続けるモノです。

昨今の、

人の仕事がAIに取って代わられるという話題作りのように、

家業は時代、時代によって、

変わってゆかねばならないという考え方を、

青春期から、

私は確信していました。

所謂、

動く大八車の乗った大黒柱論です。

仕事の種類よりも、

家が栄えることに重きを置く考え方を

私は支持しています。

そのような考え論者である私ですから、

家業を継がずに、

18の歳に、

歯科医学の門を叩いたのです。

その見返りとしての報いは、

今日に至るまで、

私は自覚しています。

全て自己責任ですから、

仕事に関しては、

一切の泣き言は言えません。

ただただ、

全力疾走で前を向いて、

走ってきました。

私にとっては、

仕事が、即ち人生の生きる意味でした。

これは、

今でも全くのブレは・ありません。

歯科医師としての私は、

確たる地盤の上に立ってい、

それは、

絶えず、

注意深く、

細心の警戒態勢で、

逆に、

たゆまざるチャレンジ精神で、

新しい光に向かって、

進むことを

決して苦労だとは感じていないからです。

人格形成のほとんどは、

幼児期に在ると聞いています。

その上で、

思考回路に影響を受けるのは、

少年期から青春期の環境です。

その基盤の上に、

どれだけ継続性のある自己努力ができるのか。

それが成功への鍵だと考えています。